魚をリリースする際の注意点。
こんばんは、カツオです。
今回は、魚をリリースする際の注意点について
ご紹介いたします。
近年、魚の数が減少傾向にあり
リリースを重要視する声が上がっています。
漁にはなりますが、1984年の1282万トンをピークに
2018年には、442万トンとピークから約3分の1まで減少してるので
漁だろうが、釣りで大切な魚が減っているのは
間違いないようです。
我々釣り人が1匹、2匹逃したところであまり変わらんやろ!と
思うかもしれませんが
魚は1匹あたり、2000個〜3億個と
卵を産むため、その1匹が重要になってきます。
なので、魚をリリースする際には
生存率を上げる必要があり、以下の3つに気をつける必要があります。
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自分から泳ぎ出すのを待つ
魚に触れる前は手を冷やす
魚が弱っていないか確認する
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自分から泳ぎ出すのを待つ
魚をリリースする際には
魚が泳ぎ出すまで待つようにしましょう。
「ホイッ」とリリースするのではなく
赤ちゃんをベットに寝かすようにそっと水面に入れてあげ
魚が泳ぎ出したら、リリースしてあげます。
無理に水面に浮かべてしまうと
弱ってしまう可能性があります。
魚を触る前に手を冷やす
魚は変温動物ですので
温度変化にとても敏感です。
魚の体温は平均して20℃〜25℃
我々人間は、36℃〜37℃のため
魚が人間の体温に耐えれない可能性があります。
よって、リリースする際に魚に触ると
体温が急激に上昇し、ショック状態に陥ったり
体調を崩したりすることが考えられます。
我々人間も冷たい部屋から暖かい部屋を
出入りしていると、体調を崩すと思います。
ただ場合によっては
魚に触れないでリリースするのは無理なことがあるので
できる限り、手を濡らして冷やすのです。
もし手を冷やすことが無理という方は
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ゴム手袋
フィッシュグリップ
フィッシングプライヤー(ペンチ)
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などを使って対策しましょう。
魚が弱っていないか確認する
魚のサイズやそのときの体調によっては
弱っている、弱りやすい魚がいます。
そのため、あげた瞬間に弱っていて
リリースが難しい場合があります。
魚が弱っている特徴は、以下の4つです。
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出血がある
泳ぎ方がおかしい
体色がくすんでいる
鱗が剥がれている
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これらの症状がある場合は
リリースせず美味しくいただきましょう。
もし川魚で食えない場合は、釣り場の関係機関に
確認してみてもいいかもしれません。
間違っても岸の上に放置しないようにしましょう。
まとめ
魚をリリースするときは
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魚の体温
魚のストレス
リリースの仕方
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などに配慮するのが大切です。
魚が弱っているかどうかを確認して
手を冷やし、魚が泳ぎ出したらリリースしてあげましょう。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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