金と新興国株
2023年の金の総需要4898.8トンに対して
宝飾品需要の総合計は4336トンと
金需要の87%を宝飾品が占めます。
金の主要消費国は中国とインドです。
2023年度のデータでは
金消費全体の
27.7%が中国
22.8%がインドと
この2つの新興国で
金消費の半分を賄っています。
第3位の合衆国(US)は7.6%程度で
中国とインドの消費が
いかに大きいかがわかります。
インドと金
チャート上部がインド株価指数Nifty50NSEIです。
チャート下部が金先物価格GCです。
チャートを見てわかる通り
基本的には反対の動きをしています。
2008年のリーマンショック前の
強気相場ではGC、NSEIともに
大きく上昇しています。
反対の動きをするのが一般的ですが
連動して上昇することもあると言うことです。
金が上昇する要因と
インド株が上昇する要因は
因果関係深いですが
他にもっと重要な要因を
秘めている事がわかります。
その重要な要因とは何なのでしょうか?
中国と金
チャート上部が中国の上海総合指数NSEIです。
チャート下部が金先物価格GCです。
インド株と金の関係と同様に
逆にの動きをすることもあれば
同じ動きをすることもあります。
新興国株と金は何を要因に
上げ下げをしているのでしょうか?
金を動かす要因①
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