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投資哲学を極める

投資において手法よりも
哲学が優先されます。

理由は投資は1回勝って終わりではなく
長い年月をかけてトータルで勝利するものだからです。

投資において利益をプラスにできたのは
あなたの努力、センスの影響もありますが
外的要因が大きく影響しています。

私たちは生活において
光があるからこそ
目の前に木があり
人が居て、建物があることが
認識できます。

光がなければ
目の前にビルが在っても
視認することはできません。

光が介在しない世界では
私たちの認識はとても小さくなります。

世界にどれだけ魅力的人、場所、食べ物があっても
それを認識できなければ無いのと同じです。

これは投資哲学にも同じことが言えます。

どれだけ有用な情報があっても
それが認識できなければ
正確な判断ができません。

ある1つの情報が正確であるかないか
を精査する時、反証を行います。

その情報が正しいのであれば
その情報の反対意見が否定されなければいけません。

人間は多角的な見方が可能なため
反証を成立させることは容易に出来てしまいます。

反証が成立すると
賛成意見と否定意見が拮抗して
判断が下せなくなります。

判断が下せなくても
株価は必ず、上か下かに動きます

投資においては
テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析は
アートの領域と言われセンスが問われます。

多くの投資経験を積めば積むほど
センスが問われることを実感します。

例えば、
失業率が上昇すれば
株式は暴落する
が一般論ですが

失業率が上昇しても
逆に上がる銘柄もあります。

失業率が上昇すれば
経済が鈍化して
企業決算が悪化、
株価は下がります。

失業率が上昇することで
利下げ確率が上昇するため
企業の借り入れコストが減少
決算が良くなることもあります。

ある事柄に対しての悪影響が
他の部分に好況を及ぼすことは
投資に限らず多くあることです。

以上のことから
投資哲学において重要なのは
構成比率よりも比重と言うことです。

多数派の意見を尊重しても
投資で負けるのは
典型的なパターンです。

新鮮な無農薬野菜のサラダに
たった一滴の猛毒を垂らしただけで
人間は死ぬように

99.9%正しい意見でも
0.001%のわずかな意見の重要度が
高ければ相場は一気に反転します。

投資家は多くの情報を精査する中で
情報の重要度、比重を見極める必要があります。

投資において例え大きな損失を被っても
それは最良な判断です。

人間の選択は常に正しいです。

あなたの投資哲学
あなたの投資手法を決めています。

損失を被ったということは
投資哲学が育っていないか
投資哲学と手法が合致していない証拠です。

タイムマシンにのって過去に戻り
その時の損失を帳消しにしても

次のチャンスで見誤り
損失を出します。

人間とは必ず
自分の考え方に回帰します。

その時の自分の哲学
順じた行動をとるため
いくら手法を凝らしても
最後は必ず回帰します。

投資哲学の重要性が理解できたと思います。

読んで頂きありがとうございました。




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