VOOX「ゲームから考える体験デザイン」
料理をしている時間など、作業はしているけれども耳は使える場面ではwebラジを聴くことが多い。昨年、VOOXというアプリを知り、たまに聞いている。VOOXで公開されていた玉樹真一郎さん「ゲームから考える体験デザイン」が目に止まったので聴いてみた。
ああああ
なるほど、ゲームってこんなにも人間の習性をうまく利用しデザインされているんだなぁ、と。ゲーム好きの友人から「風ノ旅ビト」は良いと言われて昨年やっていたので、その上でこの話を聴けたのもよかった。
書籍もポチってみた。
顧客体験やUXが大切だといった類を耳にするが、生活している中で一番凄いと実感できるのは「ゲーム」だと思っている。衣食住の類ではないし、ユーザーに好かれなければ離れていくし、不平不満がダイレクトに広まってしまう。ゲームデザイナーは、ユーザーが体験してほしいことを深く考えているんじゃないかな、と。
なので、ゲームデザイナーであったり、その思想を取り入れられたら、職場はもっと楽しくなるんじゃないかなと妄想している。
最終製品というよりは部品屋という立場に近い製造業のせいか、「製品の性能」ばかり追求していて(目指すべき指標が明確なのは良いことなのだけれども)、顧客満足度やニーズの情報は職場に入ってこない。
自分たちが顧客ニーズに疎いからなのか、ニーズを発信する習慣も乏しいよに思える。例えば、なんで社内ツールはあんなに使いづらいまま放置されているのか不思議に感じることが多々ある。たしかに必要な機能は確かに揃っているのだけれども、UIは散々だし、この仕様は残念みたいな改善できそうな点は山ほど出てくる。直して欲しいという声が出ないのは、どうせ改修されないだろうという諦めなのか。少なくとも、そのシステムを作った本人がシステム使って製品開発してないんだろうなぁと。システムの仕様を知っていて改修できるスキルを持っていたら不満だらけで直したくなりそうなんだけど。
自分たちが(会社で)利用している製品やサービスで、「ソリューションが提供されて快適になった」という体験をしていないのに、顧客視点!とかソリューション!とか実感できない気がする。
自分で直しに行けるぐらい柔軟に動ければ良いのだけれども、とりあえず今できそうなことは、とにかく周囲に情報発信することぐらいか。
あとは、顧客と接点のある人と知り合いになれると、製品購入者の声やニーズもキャッチできるのかもしれない。仮に、うまい具合に情報がデータベースに集約されていく仕組みがあっても限界があるので、深い特定の技術ノウハウや情報は人に溜まっていく。情報を持っている社内のキーマンと、どうっやったらすぐ繋がる(発見する)方法ないかな?と思う今日此の頃。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?