ラカージュ期間総括 あるいはちょっとした幸せな思い出

生きとし生けるみんな~!今日はラ・カージュ・オ・フォール公演期間の幸せな思い出について書きます。

もう2週間ほど前の話になりますが、ラ・カージュ・オ・フォール2018が無事千秋楽の幕を降ろしました。
ラカージュを愛する皆様とのTwitterでどんちゃん騒ぎの日々が懐かしく、また折に触れては思い出がよみがえり胸いっぱいになるこの頃ですが、思い出を砂に刻むのではなくオンラインの海に流そうと思います。
先に言っておくと、この公演期間で得られたこと学んだこと嬉しかったことの話であり、作品自体の感想文ではないです。それはまた追々書く…

幸せな思い出を要約すると以下3点になります。
1.多くの皆さまの感想・考察を読むことができた
2.ミュージカルファンをやっていくスタンスについて再考した
3.「好き」を伝える言葉について学んだ

1.多くの皆さまの感想・考察を読むことができた
これは本当に勉強になり、視野を広げたうえで観劇するにあたっては大変有難い機会でした。
あくまでも私が観測できた範囲の話ではあるのですが…ジャン・ミッシェルを演じられた木村達成さんのファンの方の感想・考察を多くお見受けし、その一つ一つが新しい発見と驚きがありました。
ジャン・ミッシェルによってこんなにも物語の色が変わるのか!と感じられたのも、皆さまの感想・考察を拝読した上で観劇に臨むことができたからだと思っています。
あと皆さま本当に言葉が的確で丁寧で愛があって…ラカージュのファンとしては、そういった温かい言葉で綴られた感想文を目にすることができただけでも本当に嬉しかったです。

2.ミュージカルファンをやっていくスタンスについて再考した
下世話を承知で書くと、観劇はお金がかかり予定が埋まる趣味につき、ふと冷静になると「なんでこんなに張り切っているのだろうか…?」と我に返ってしまうことが、あります。
大体のミュージカル作品においては、出演者先行や梅芸・ホリプロの先行でチケットを買うと半年前に入金済ませて予定立てるのが慣例となっています。ですから、取り敢えず観るぞこの日まで生き延びるぞ!という気概で日々をこなしていくのですけれど、私の場合日々の諸々で疲れていくとそこに義務感が載ってしまって、義務で観るのでないのに義務感とか感じてる…ああコレ無理してんだなあ…と感じるときがありまして。

今回も例によって使える先行は使いながらのチケット確保&スケジュール調整し、でくたびれ果てて観劇自体から心が離れる時もあったのですが(ここまでほぼテンプレの流れ)、劇場に足を踏み入れ客席に着いた瞬間やはりこみ上げるものがあり、それは3年間待ち焦がれたラカージュへの思いであり今自分が客席にいることの喜びであり、とにかく色んな嬉しい気持ちが押し寄せてきたので、やっぱ心が望むものは何が何でもチケット確保して予定調整しないとダメじゃんね…!と思った次第です。

半年先への課金とスケジュール調整は心の薬であること、しんどくなってまで観るものではないけれど観てしまうとだいたいハッピーなのでチケット確保した時の自分の心を信じること、「好き」には抗えないんだな~!ということです。今気づけて良かったし、この気づきはこれからも張り切ってやっていこうという気概につながります。

3.「好き」を伝える言葉について学んだ
1.とも被るのですが、愛ある言葉で綴られた思いを目にした時の多幸感たるや!心に沁みるし温かい気持ちになるし、非常によかったです…
「好き」を伝えることは、私の場合ともすると熱が入りすぎて何が言いたいのかわからない言葉になるのですが、皆さま本当に的確で…公演期間は、そうかあ、そうだよなあ、わかる、などとつぶやきながら愛ある言葉をそっとふぁぼっていく作業に暇がない日々だったなと思います。
また、出演者の皆さまのTwitter・instagramのお写真や言葉も素直で愛が感じられて、さながら「ありのままの私たち」の歌詞の

「素直に楽しんでね さあ うんと仲良くなりましょう」

みたいな感じで…もう何が言いたいのかわからなくなってきたけど要するに、素直に愛のある言葉で好きって言われたらそりゃもう最高に素晴らしいんですよ!あのーもそのーもなく単刀直入に!伝えることが!大事なので!

…取り乱しましたが、言葉一つでこんなにも世界が明るく素晴らしく見えるのか!と感嘆した公演期間でしたので、今後ともビシバシ「好き」を伝えていきたいし言葉を多く知る必要がある、と思います。

ミュージカルの中でもラ・カージュ・オ・フォールが一番特別に大好きで、恋焦がれて待ち焦がれた3年間だったのだけど、思い出を語るにはどうしても胸がいっぱいすぎて、感想を綴るにも次から次へと言いたいことが溢れてきて収拾がつかないので今日はここまで。
それにしても…どうしてだろう、ラカージュについて語るときは心が温かくなる心地がします。きっと、愛に溢れた温かい作品だからかな…

目に留めていただき、読んで頂き有難うございます! この文章から何か感じるものがあればうれしく思います。