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プロスピ2015/2023振り返り②ー捕手

2023井口ロッテ・捕手シーズンデータ

小湊 晋一(25)
115試合 .241(307-74) 4本 21点 0盗 .252.345.597(出塁率、長打率、OPS)
奥脇 克己(25)
43試合 .214(70-15) 1本 5点 0盗 .250.314.564
大野 奨太(36)
25試合 .289(45-13) 3本 7点 0盗 .304.489.793
高木 貴幸(27)
37試合 .349(83-29) 2本 12点 0盗 .353.530.883
工藤 順(24)
16試合 .000(15-0) 0本 0点 0盗 .063.000.063

★一軍出場無し★
西垣俊之(18)、浅井康司(26)、寺嶋寛大(31)

2023シーズンの捕手事情

FAで田村がヤクルトへ、トレードで江村が楽天へ移籍したオフ。
小湊を正捕手に据え、奥脇工藤の三者での争いをもくろんだ。
ただ、経験値不足も弱点に思えたので、読売ジャイアンツから大野奨太をトレードで獲得。

正捕手争いに一旦は決着をつけ新たな捕手陣で挑んだシーズンだった。

攻守共にサプライズだった大野が第三捕手のスポットに。小湊と年齢は同じだがキャリアでは浅くなる奥脇は飛躍のシーズンとなった。
小湊はこれまで年上との争いが続いたが、これからは同年代とのポジション争いをすることになる。

未だ主用タイトルの獲得は無し。隔年選手の印象も強かったが今年は初めて100試合を超える試合数に出場し、これを払拭。
一方でOPSは.600を割り込んだのでもう少し打っていきたい。

サンプル数に差はあるが体感でもこんな感じ。

バッティングで出てきたはずなのに、年数が経つにつれ「こんなはずでは」となるのは捕手あるあるかもしれないが、これからチームを背負っていく立場なので、より高みを目指して欲しい所である。

せっまいせっまい地方球場

実際、小湊もある程度打っているが、奥脇や大野も打っている。起用する際にどこを基準とするかはやはりその時のチーム状況や選手個人の調子によるが、調子が悪くても起用される存在とならなければならない。

移籍後初出場

打席数は限られたが、その少ない中で結果を出したのもまた事実。しぶといベテランは来期も戦力であり、隙を見せるとポジションを奪われてしまうだろう。

途中出場から守備型の捕手がサヨナラで決めた試合。これもまた無視できない結果。昨シーズン一軍起用がなかった選手が、43試合に起用される理由としては充分だろう。

大野や小湊と違って左打ちなのも彼らと差別化できるポイント。
充分正捕手のチャンスがあるし、それに見合った起用を考えていきたいと思う。

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