局面ごとに劣勢を強いられた大宮アルディージャ対入念な準備が身を結んだ徳島ヴォルティス
念に1度の熊谷開催で2-3の敗北。見えかけた柏の背中がまたしても遠のいた。
徳島の戦術的な仕込が大宮を上回った。
気になった点に関して主に書きます!
①ビルドアップ
40:50。スコアは1対1。大宮がボールを保持し、最終ラインからのビルドアップを図る。
現在大宮の最終ラインは3対1で数的優位な状態である。だが、この後、三門が矢印で引っ張った位置に下りてきてボールを引き出す動きをする。
この場合、最終ラインはただでさえ3対1で数的優位な状況なため、三門は敵の第2プレッシャーラインの後ろにポジションを取り、ボールを前進させるための動きをするべきに思えた。
自陣に過剰な数的優位な状況を作ってしまうと、前線の選手は数的不利を強いられていることになる。
②前線からのプレッシング
51:00。徳島の最終ラインからのビルドアップに対し、大宮が人数をかけプレス。徳島はGK梶川→バイス→梶川と繋ぐが、プレッシャー回避のためロングボールを選択。GKにロングボールを蹴らせてマイボールにするという大宮の狙いがはまるかに見えたが、ボールは徳島へ。
原因は前線に4人がプレッシャーをかけにいっており、中盤て数的優位を確保できなかったため。その時、大宮は最終ラインに4人いたので、1人中盤に上げて数的優位を作り出しても良かったようにも思える。
結果渡井にドリブルで持ち込まれ、シュートを打たれた。
③選手交代の提案
ファンマとシモビッチの2トップも面白かったのではと思う。3バックに対して2トップでは数的不利だが、高さの面で彼らに匹敵するのはバイスくらい。クロスを送り込み、空中戦に幾度となく持ち込めば高さという質的優位で3点目を取りに行けたように思う。
④3失点目
72:15。41番が中盤に下りていく動きに対して河本が少しついていく。その河本が空けたスペースを7番に突かれた。河面はカバーリングに入るも、イエローカードを貰っているため激しく当たれず失点。
日曜日はアウェー琉球戦。J1昇格に向けてもう全勝するしかない!!
練習見学しに行きましたが、選手たちはハードに取り組んでいて、J1昇格への気合いを感じれました!琉球戦、河面が出場停止なのは痛いですが、勝つしかない!
we are orange! we are omiya!!!!!!
↓大宮対徳島 ハイライト
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