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子連れ台湾旅行〜宿編〜

こんにちは。

今日は台湾旅行宿編。
旅行の5泊6日中、4泊をAirbnb、一泊をビジネスホテルに泊まりました。
それぞれメリットデメリットをあげて比較してみたいと思います。

Airbnbはダントツ立地の良さ


今回、旅の目的の一つとして、海外でAirbnbを使ってみる、と決めていました。
理由としては、

・国内と比べて予約や手続きにどのような違いがあるのか
・水回りやキッチン、内装がどんな風になっているのか知りたい
が主な理由です。

実際使ってみて、予約は国内でする時とほとんど変わりませんでした。
言語も自動変換して日本語訳にしてくれるし、アプリで予約すればネット決済なので、現金も必要ありません。
内装も綺麗で、水回りやキッチン周りも使いやすかったです。ただ、浴槽がないのがスタンダードのようで、どの宿を見てもシャワー室がほとんどでした。あとは、洗濯機が階段下にあったことかな。少し驚きでしたが、部屋の間取り的にはちょうどいい場所がそこしかなかったのだと思います。
全て予約時にチェックできますし、除湿機やサーキュレーターもあったので、洗濯物を乾かすのに重宝しました。

今回我が家は西門駅(台湾の渋谷といわれているところ)から歩いて10分のところにあるロフトタイプの部屋を借りたのですが、
メリットは

・立地がめちゃめちゃ良い
・ホテルより断然気楽で寛げる(お風呂、ご飯、洗濯が同室内で済む)
・一旦帰ってきて一休みがしやすい
・ホストが親切

宿を選ぶ時点で立地を選べるのですが、Airbnbの宿は比較的繁華街かつ駅近に多くありました。
我が家は「比較的繁華街に近く、でも夜は賑やかでない場所」という条件で探しました。
駅からは少し歩きますが、朝食や夕食を探しに行くのも楽でしたし、繁華街のはずれでもあったので、台湾人のリアルな生活を垣間見ることができる場所だったので、大満足でした。

そして、一旦帰ってきて一休みができる、気楽に寛げるというのは子連れには大変貴重な時間です。
外に出れば道路に飛び出さないか、走って人に当たらないか、注意しまくり、気を張りまくりなので、かなり気疲れします。そして抱っこで歩き続けると身体も結構疲れます。
旅行期間、行動範囲が台北市内と狭かったこともありますが、午後からスコールが降った時など「一旦帰って休もうか」ができたのは、子どもたちの昼寝、親のメンタル・フィジカル休憩の時間確保にも繋がりました。

気楽に寛げる理由を考えた時、ビジネスホテルではベッドが室内の多くを占める設計が多いので、「生活する」配置になっていません。
ですが、Airbnbはアパートや一軒家など、誰かが暮らしていた場所を貸しているケースがほとんどなので、空間がリビング・寝室・キッチン・浴室程度には分かれています。「暮らすように泊まれる」ことも寛げる理由の一つだと感じました。

あと、ホストが親切なのは、宿によるかもしれませんが(笑)
台湾の天気を教えてくれたり(ネットではサイトによってどれも予報が異なり信用できませんでした)、部屋のゴミ袋が少なくなった時はすぐに補充してくれました。
利用してからもこまめな配慮をしてくれる宿だからこそ、評価も高いように思います。(泊まったところは☆4•8でした)

デメリットは

・排水管?からの侵入なのか、夜になると蚊が出る
・音に注意
・建物内の設計が分かりにくい

こちらはあえて挙げるとするなら、といった感じです。
夜になると必ず出てくる蚊。一匹倒しても、翌日の夜にはまた出てきます。台湾の蚊に日本の虫除けスプレーは効かないらしく、一泊目は寝ている間、頭の周囲を飛び回って眠れない夜を過ごしました。
翌日ドラッグストアで虫除けスプレーを入手し、2日目以降は安眠を手に入れましたが、それでも毎晩部屋に蚊は現れました。

音と建物については、泊まった宿によると思います。
宿を予約してからホストからの注意点として「大きな音を出していると、お隣さんから扉をノックされるので、ご注意を」とありました。
子どもの夜泣きがあったので、いつノックされるのか、ヒヤヒヤしていましたが、それは問題なし。朝にノリノリの音楽を聴いていたところ、玄関の扉をノックされたので、音の種類や程度によるのかもしれません。
建物については、「地下に乾燥室がある」と記載があったので、行ってみるも、ゴミ捨て場しか見当たらず。地下をウロウロしてみると、奥まった部屋の隅に暗くて細い通路があり、そこを通り抜けると乾燥室がありました。
「フロア図がないと、こんな暗い通路の先にもう一つ部屋があると思わんやん、、、」
と思ってしまう一件でした。

ビジネスホテルは安心感

Airbnbが日程の関係で4泊しかできなかったため、最終日はビジネスホテルに泊まることに。
最終日のフライトが朝早かったこともあり、松山エリアのビジネスホテルを予約。

メリット

・浴槽がある
・日本語を話せるフロントマン

立地は、駅から徒歩10分。駅から少し歩きますが、エリアが日本の商社や銀行が多いエリアにあったので、日本の景色とあまり変わり映えしなかった感じがします。オフィス街でスーツの人も多く見られました。
良かったのは浴槽があったこと。というより、浴槽があるホテルを予約した、と言っても過言ではありません。子どもたちとゆったり湯船に浸かり、疲れを癒すことができました。
あとは、フロントマンが日本語流暢なこと。チェックインやちょっと聞きたいことがあった時に日本語で質問すればすぐ答えてくれるので、安心感がありました。洗濯機や乾燥機の場所も聞けば教えてくれました。

デメリット
・良くも悪くも最低限
・子ども連れには不向きなインテリア

Airbnbに泊まってからのビジネスホテルだったので、余計そう感じたのだと思いますが、室内の備品も最低限(こちらもホテルのグレードによるのかもしれませんが)
コーヒーカップはありますが、スプーンやフォーク等はないので、夜食はコーヒーソーサーで食べました(^^;;
そして洗面所とシャワー・浴槽を仕切るのはガラスの扉、ソファは1人用で、子どもたちはガラス扉の隙間に指を入れようとしたり、ソファの取り合いをしたり、テレビ台に置いてあるマットを投げ散らかしたり、、
元々がビジネスマン向け、大人が利用する前提の設計になっているので、安全性<インテリアなのだと感じました。
どれも子どもを連れていなければ気にならなかったと思いますが、今後もしばらくは子連れで旅行になると思うので、そう言った面でも、ビジネスホテルは1泊はできても長期滞在は厳しいな、と感じます。

寛げる宿と時間を見つける・作る


金沢〜福井旅行でも感じましたが、長期で旅をするなら、予定がない日や時間をいかに作るか、別の言葉で表すなら、自分のメンテナンス時間を作ることの大切さを感じました。
普段と違う土地、環境の中、新しいものを見たり、食べたり、刺激的な体験をしたいですが、四六時中では疲れてしまう。
体力を回復するために寝る場所、拠点となる宿で寛ぐことができること、一日のどこか、もしくは旅の行程のどこかで予定のない時間を計画的に作ること。
そうすることで長期旅行を最後まで楽しめるようになるんじゃないか、と感じました。

海外に長期で行くなら次もきっとAirbnbだな。

おわり。

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