ネタがないので、気になったクルマについて2
またまた、ネタがない。
困ったものです。
ここは困った時の趣味頼みしかないですな。
これに関しては、底なし沼くらいネタがあるので…
と言うことで、早速参りましょう。
今回の紹介する、気になったクルマはコレです。
トヨタ・カローラ(第9世代目)
世にいう「NCVカローラ」というやつです。
どうして、気になっているのかというと、「トヨタのクルマは何たるか」を初めて教えてくれたクルマだからです。
かなり大袈裟な表現ですが、私にとってはこの表現がピッタリのクルマでした。
車検や点検・修理時に、代車が必要になる時があると思いますが、昔々、ディーラーがほぼ毎回、代車として用意してくれたのですが、この第9世代目のカローラ。
初めて代車として乗った時、ヨーロッパ車的な「カーメーカーが高い設計思想とプライドを持って作られたクルマ」こそ至高と思っていた私にとっては別の意味で異次元のクルマでした。
どう調整しても合わないシートポジション、柔らかくて腰がないシート、手応えのないステアリングフィール、そのためか、運転していると次第に背中が疲れ、膝が痛くなるという、私にとっては悪夢のようなクルマでした。
代車として受け取ってから数日後、シートバックを倒し気味に、アームレストに左肘を持たれて運転する、所謂「おっさんスタイル」で運転している人を見て、そのスタイルを真似してみると…
快適ではないけど、かなりマシになったじゃん!
その瞬間、全てが納得しました。
トヨタの車作りとは「自分たちはこんなクルマを作りたいのではなく、お客さんが要求しているクルマを作る」こと
「トヨタのクルマは何たるか」を理解した瞬間。
所謂、クルマの多様性を受け入れた瞬間でした。
以来、カローラに乗る時は、若干のワクワク感を感じながら乗れるようになったのでした。
そういう意味で、この第9世代目のカローラは、私にとって気になるクルマの一台ですね。
こうなってくると、プレミオやアリオンといった「ザ・トヨタ」的なクルマも触れなければいけないですが、これは別の話ということで。
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