見出し画像

何もしたくない訳じゃない

どんな大人になりたいのか。
どこに就職したいのか。

これを考えてもどこで何をしたいのか、浮かんでこない。

私は幼い頃から習い事をしたことがなく、放課後は家で母とお菓子を作ったり、テレビを見たりして過ごしてた。

小さい頃から「節約、節約」と母が言うのを目にし、幼いながらお金がないのだ、我慢しなきゃ、迷惑かけれないと思っていた。

高校も大学も私立には行かないよう、絶対に合格できる学校を選んで受験し、大学は1人暮らししたいなんて言わなかった。
奨学金を借り、アルバイトで稼いだお金で片道2時間もかかる大学への交通費を払っている。

お金がかからないように普通に平凡に、いや平凡以下で生きてきた。そして空いた時間はアルバイトに費やした。
だから趣味や特技がない。

これが困ったことに就職にも影響している。
これといって詳しいこと、得意なことがないから、「活躍できます!」って言える企業さんがない。例えば音楽ができるなら製造会社や販売店、PCに強いならIT系。
また、大学も自分の学力よりも下のところにしたため、授業も難なくこなしてしまえた。だから、これと言って学んだことが浮かんでこない。

何もしたくないと感じている今であるが、それは何もできないから、したいことが見つからないのである。

将来の子供には、好きなことを見つけられるように、甘やかしてでもたくさん機会を与えたい。

どこかで働かなくちゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?