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僕はまず寝たい。

頑張ります!って言っておいてこのタイトルは草なんですがとは言えこのモチベによってぼくは今の仕事健やかに頑張れてる節はあります。か、寝れるから頑張れることもあります。


先日∞ドームで現役学生芸人「もぐら大戦争」をお迎えして【ガクムゲ~学生の頃からお笑いをやっていた僕らが無限大でお笑いをやるライブ~<漫才編>】というライブがありました。

タイトルの通り学生芸人出身の人たちがネタやって最後トークコーナーでもぐら大戦争のお二人の相談に乗るというライブ。

プロになるきっかけとか、学生時代とプロの今の違いはどうなのか、とか色んな質問に皆が楽しく答えていきます。
そんな中2人から「今の生活は大変ですか?」と芸人やるにあたってのど真ん中ストレート質問がきました。

皆ある程度大変だという前提の中、僕はそれでも芸人になって良かった強い理由が一個あって、それが演者からかなり共感を得られました。それは、


「寝れる。」


ということです。


真横にいたななまがりの初瀬さんが「うわ!!めっちゃそうや!!!」とどでかボリュームの大共感。

令和ロマンくるまの「芸人はもう二限にすら間に合わない。」と情けなくも首をブンブン縦に振るしかない発言。

みんなも同じこと思ってたのかぁと笑ってしまいました。

ぼくは1年大手企業に勤めてもなお、芸人になって本当に良かったことの1つが本気出しゃめいっぱい寝れるということなんです。

マジ大手でした。福利厚生もばっちりでした。フレックス制度も使えて、職場の人も基本良い人でした。

しかしそれでも「寝られる」という生活を手にした時「うわーーーーーーーーーー!!!!きもちいいいいーーーーーーー!!!!」と何度も思いました。

更に言えば、僕別に会社のネームバリューとか、社内での出世とか、約束された収入とかは自分の人生の満足度を高める上でそこまで必要じゃなかったんだなと初めて気付きました。

ホワイト企業なのになぜかストレスでハゲましたもん。不思議でした。

欲しい物が買えなかったり、美味しいものが食べられないことは多いですが、それよりも大好きなお笑いの仕事して、しっかり寝れることが何より嬉しかったですし今も会社員の頃より生きてる実感がします。舞台でめっちゃスベろうがめっちゃウケようが僕にとってはあの頃より顔色は断然良くなりました。

ちゃんと通勤してる社会人の人からしたらこいつなめてんのかと思うかもしれませんが、マジでごめんなさい。でも先日確定しました。この世の芸人全員、どの職業の人よりも寝るの大好きだと思います。

ただ、

寝るの好き=何も働いてないとかじゃないですよ。

天才以外みんな劇場でネタ作ったり何かしらの動画を撮ったりしてます。毎日出番以外の時間を使って、誰かしらノート広げたり、パソコン叩いたり、1ネタのためにダンボールを駆使して小道具作ったりしてます。

休日出勤、早朝出勤、残業なんてザラです。神保町に主戦場移してから顕著になりました。会社員と同じように定期券買ってるやつもいっぱいいます。

突然スケジュールが慌ただしくなって連日満足に寝れてない日もあるくらいです。

夢のためにやりたいことやって、そのためにたくさん寝る。

これを求めてたどり着いた結果が僕は芸人の仕事だっただけの話です。

折り合い付けるのは難しいかもですが、もし今の仕事に悩んでる人がいたら自分の夢のために寝れる選択肢を選ぶことをハゲた僕が強くおすすめします。



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