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2023年。


あけましておめでとうございます。

今年2023年は早速元旦にライブがあったのでキリもいいので新しい衣装を卸しました。


元旦のライブで初卸し。


とても気に入ってます。

いつもと同じように同期のフランスピアノの中川と熟考を重ね辿り着いた衣装。中川さすがです。
楽屋でもみんな普通に褒めてくれたので本当に良いのだと実感。
ちなみに大自然のロジャーさんは良い衣装が故になのか「お前は…童貞を卒業したのか…?(良い声)」と少々不思議なことを言われましたがとりあえず喜んでおきました。
ドンデコルテのナベさんも僕達がまるで「衣装-1グランプリ決勝進出」したかのように絶賛してくれて、それはそれは嬉しかったです。「前回の衣装の良さを維持しつつさらに良くなった!」とのこと。
なんたってナベさんは僕の知ってる芸人の中でもダントツ衣装へのこだわりを持つお方で、そのこだわりの果てに「ジャケットの内ポケットに懐中時計を忍ばす」というもはや常人には及ばないカッコ良すぎる漫才師コーデを具現化している人です。そんな人に褒められたら嬉しいに決まってますよ。

中川のおかげもありそこそここだわってて、生地は作ってくれるお店のその場で選ばずに、生地のメッカである日暮里まで赴いて選んでます。“(レイヤー御用達の街)

やはり新衣装は相当に気合い入りますね。
少しでも僕らの芸にバフをかけプロっぽく演出してくれることを願います。


話変わりまして、今年の目標は「一生懸命やる」です。

「一生懸命やる」というのは仕事の大前提ではありますが意外とやれてないもんです。例えば去年の頭、ファイヤー漫才をした時、それを観てた山田ナビスコさん筆頭に作家の方々4人が口を揃えて「なんか1発目のファイヤー抑えてない?」とおっしゃられ、4人も言うのはもうガチじゃんと思って「おれ無意識に着火の手抜いてたのか…?」と愕然としました。いつの間に練(レン)を怠っていたのか…。

それからは1発目に念を込めることを強く意識したら11月のグランプリで山田さんに「今日の1発目のファイヤーの“顔”が素晴らしかったのよ〜。」と6年目にして山田さんに初めて「顔」を褒めてもらえました。なるほど「一生懸命」っていうのはちゃんと意識しないとパフォーマンスに大きな影響が出るんだなとお笑いの基礎中の基礎を痛感しました。確かにこの日の1発目のファイヤーはウケてました。

さらにその後「英雄」とか「22期覚醒ライブ」とか出させてもらってわかりました。命を賭けた「一生懸命やるお笑い」は正解かはわかりませんがロマンに溢れてるのです。

元旦の英雄でスマートの権化軟水の大川内が服脱いで2発もバットで背中を殴られ柄にもなく阿鼻叫喚してる様は「こいつ生きてるな〜。」と実感してなんだかアツくなりました。

一生懸命の海軍本部大将クラスブラゴーリ塚田さんに至ってはその日爆笑と引き換えに頭に剣山刺さって倒れてました。塚田さんは生き過ぎてもう死んでました。

僕自身も手応えを感じた時というのは結局「一生懸命」になってる時だった気がします。そういえば僕も別のライブで剣山刺されました。

つまり「お笑い」=「生き様」=「命の輝き」=「一生懸命」ということですね?

今年は弱音は吐くことがあっても「一生懸命」だけは常に大切にしようと思います。

最近見たアニメぼっちざろっくのぼっちちゃんのギターソロなんて「一生懸命」すぎて感動しましたもん。結局アニメでも心を動かされるのは誰かの「一生懸命」なんですよ。

というわけで今年の僕はBLEACHで言うところの始解が「新衣装」卍解が「新衣装一生懸命景厳」(しんいしょういっしょうけんめいかげよし)」ってことになりそうです。
その果てに賞レースやらテレビやらがついてくるようにしたいです。

今年はその2個で応援よろしくお願いします。

さあBLEACH読み返そ。

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