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THE 日記(12/9〜12/16)

十二月九日
 新宿のブルーボトルで小説を書く。
 『アボカドの固さ』の上映後トークショーに登壇するために下高井戸に行こうとしていたら恋人と言い合いになる。新宿の改札の前であれこれ話して、下高井戸に。全然緊張していなかったけど、時間が近付くにつれどんどん緊張が増す。みんなから「髪伸びたね〜」と言われる。
 マリさんがいた。松葉杖をついていた。久しぶりに会った。
 みんなで居酒屋に入って少しだけごはんを食べる。楽しい。終電の時間になって、帰宅。体調悪いなやっぱり、と思って、風邪薬を飲んですぐに寝た。

十二月十日
 たくさん寝たから昨日ほどは体調悪くない。ぼーっと、ごろごろ、特に何するでもなくゆっくりして、下北に。少しだけ働いた。

十二月十一日
 寝坊。バスが全然来んくてイラつく。働く。『アボカドの固さ』下高井戸シネマ上映最終日。ご覧頂いた方々ありがとうございました。

十二月十二日
 起きたらもう夕方で外は真っ暗。高円寺まで歩いて南口の喫煙所で煙草を吸いながらフヅクエ交換日記を書く。イルミネーションでそこら中明るい。高架を中央線が通る。ぽえむに入る。小説を書こうとするも、なんかあんまり集中できない。次は北口の喫煙所で煙草を吸って、帰宅。小説を書いてるところをペリスコープで配信しながら書いた。おもろかった。ストファイやる。風呂に浸かる。上巻を読み終わってなんか燃え尽きたままになっていた『アブサロム、アブサロム!』の下巻にようやく突入した。めちゃめちゃおもろい。
 小説書いてる間はこの日記がだいぶテキトーになることに気付いた。

十二月十三日
 煙草を赤マルの八ミリにしてから吸う本数が増えまくって困っている。
 遮二無二働く。クソ疲れる。帰宅。風呂貯めてる間にシンクに置かれた大量の食器を洗う。洗濯機回す。ストファイを我慢。『アブサロム、アブサロム!』の続き。おもろすぎ。異様。文章で物語を伝える時の最大出力。

十二月十四日
 結局生活リズムは夜型に戻ってる。嫌だ。夕方に起きて、下北。王将でメシ食って、働く。
 帰宅。自粛期間中に落合くん木村くん長尾くんポテサラとロケットリーグをよくやっていて、そのLINEグループに「またみんなでやれるゲームを探そう」と送って、Apexをやることになった。チュートリアルをやってみたけど難しすぎる。
 風呂。蕎麦茹でる。うまい。『アブサロム、アブサロム!』の続き。おもろい。ストファイ。やたら昇竜で割りこんできたり大ゴスをパナしてくるリュウと当たって、最初はボロ負けだったけど、ガードの意識を高めて戦ったら勝った。プラチナ帯から差し返されることが増えた。待つ意識。自発的に動くこととカウンター気味に動くことのバランスを考える。

十二月十五日
 煙草迷子。何吸えばいいのかわからん。
 早起きして、フヅクエのみんなとZOOM。終わってすぐにまた寝る。起きたら夕方。すぐに家出て、バスで下北。ポプラでパーラメント買う。寒すぎる。生活リズムを朝型に戻したい。厳しい。働く。パーラメントがおいしい。
 帰りに乗った小田急の座席が濡れてたらしく、新宿に着いて立ち上がったら尻がびしょ濡れなのに気付く。怖い。帰宅して即洗濯。
 恋人とメールで喧嘩。とにかく消耗する。無理なのかもな、と思う。

十二月十六日
 六百七十八人。最多。
 朝型に戻す作戦第一弾として十三時に無理矢理起きる。すぐに家出て新宿。紀伊國屋で本めっちゃ買う。タイステでうんちして、ラーメン食う。タイムス。『味方の証明』の続きを書く。書いている今。プロゲーマーを目指す男目線で書いていたけど、その恋人を語り手にして迂回路を作った。迂回、迂回よ。とにかく迂回。迂回しときゃ「言う必要」が出てくる。四千字。今は休憩がてらこの日記を書いてる。疲れてる。初台まで歩こうかな、と思っている。

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