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THE 日記(6/19〜7/5)

六月十九日
 働く。忙し。
 なんかずっとふらふらYouTube観て寝た。Apexの配信者にはなぜかVtuberの人が多くて、YouTubeの関連に勝手に色々出てくる。その中でもこの人無茶苦茶かわいいなという人がいて、神成きゅぴさんという人だった。凄いギャルだった。声が無茶苦茶良い。Vtuberなんだから、そりゃそうだ。

六月二十日
 働き終わって帰宅。
 ビール飲みながらApex。すぐに酔う。
 落合と電話しながらくらいくらいの編集ラストスパート。一旦書き出す。
 asicsがセールをやってたからgel nandiのハイカットを注文した。安かった。

六月二十一日
 眠りが深すぎるのか体調が変なのか、最近起きてから十秒ぐらい自分の名前も今寝てる場所もわからないぐらいの自我の喪失に陥って、しばらくしてやっと、あ、そうか、となる。
 部屋を綺麗にしたい気持ちだった。物が溢れてる。でも動く気力がなくて、何もせずぼーっと。新宿に行く。
 西上くんとポテサラにお気に入りのグラスを二つとも割られたから東急ハンズでKINTOのグラスを買った。あと灰皿用に琺瑯の小さなバットも買った。あとは書類系をまとめるファイルなんかも買って帰宅。帰ってから何をしたのかは覚えてない。

六月二十二日から六月二十六日にかけて
 ここら辺でポテサラから返事が来なくなり、心配して色々と連絡を取ったりして、俺のくらいくらいの進め方がワンマンすぎるんじゃないかというそういう諸々の話し合いをたくさんして、お互いのただの誤解だったとわかり、疲れもしたけどみんなとよりわかりあえて、とにかく諦めなくてよかった。みんなで仲直りのApexをやった。あのチャンピオンは忘れないと思う。

六月二十七日
 ことばと新人賞の〆切が三日後だと今知る。なんか書きたいな、と思った。間に合うか? 三十枚以上百枚以内。まぁ、書いてみるか、と思う。

六月二十八日
 働き終えて、恋人の家に行く。パソコンを借りて書き始める。二千字ぐらい。やっぱ一日二千字ぐらいが限界だよな、と思う。ずっと雨が降っていた気がする。

六月二十九日
 昼に起きてすぐ恋人の家からバスで帰ってくるなりiMacを立ち上げて、書く。ひたすら書く。苦しい。休憩でたまにApexやりながら。すぐにまた書く。書き続ける。朝の五時になっていた。一日で一万字書いた。すぐに落合が読んでくれて、「おもろかったけど、山口くんっぽくはないね」と言ってくれた。まぁ、単純に、時間が足りなかったな、というそれを思う。でもそうなのか? とも思う。『影分身と饅頭』を書き上げてから尽きてしまった感覚が本当に拭えない。何様なんだ。「尽きた」とか。馬鹿みたいだ。愚図めが。気絶みたいに寝る。

六月三十日
 起きて、ちょっと修正して、応募。おもろい気もするしおもんない気もする文章たちだった。とりあえず一日に一万書けるフィジカルを確認できてとても良かった。書けない理由のほとんどが「迷いが複雑化して迷路に入ってしまう」ことで、だから迷うにしてもシンプルな迷路にする冷静さを体得していた。それは嬉しかった。

七月一日
 Ralphくんの新しいアルバムが出たと知る。『D.N.R』という曲が特に良かった。「今は目の前のことやれ、固執するのは後でも遅くねえ」

七月二日
 さよぴぃに「Apexやろう」と言ったら「教えてほしい」と言ってくれて、教える日だった。昼からずっとランクを回すけど、プラチナまであと200RPのところで停滞する。
 さよぴぃと射撃訓練場に入って色々説明するが、あまりにも教えることがたくさんあって、これをどうやって俺は覚えたんだ、と思う。ぺっちゃんも来る。三人でカジュアルに行ってみた。クレーバー(一発当てるだけで相手がダウンするApexの中で一番強い武器)が降ってきたのでふざけてさよぴぃに持たせたら、いきなりヘッドショットぶちかまして、何が起きてるのかわからなかった。「なんかあそこのパーティーひとりダウンしてんな〜」と言ったらそれはさよぴぃがぶっ殺した奴だった。笑った。Apexの初キルがクレーバーて。楽しかった。
 夜。くらいくらいの編集。二時間無茶苦茶に集中して仕留める。みんなに送る。良い感じ。

七月三日
 出勤前に初台のくまざわ書店で『土にまみれた旗』と『銃・病原菌・鉄』を買う。
 働く。疲れた。
 帰りのバスの中で『オーバーヒート』を読む。おもしろすぎる。二十二時に帰宅して、二十三時からくらいくらいの電話会議があると思って急いでお風呂貯めて浸かったけど、会議は明日だった。
 Apex。土日になるとランクのレベルがぐっと下がってクソみたいな味方と組まされる。あと150RPでプラチナだったのにそっからマイナス300喰らってブチギレ。ぺっちゃんと西上くんとパーティー組んでランクやっても負けまくる。「俺はこいつらゲームの中でとかじゃなくて、実人生で死んでほしい」と言うと、あまりにも最悪の暴言に二人は笑った。

七月四日
 いつもよりちょっと早く起きて家を出る。隣の部屋が内装の工事みたいなのをやっていて、表にいた女の人が不機嫌そうに働いていた。ポストを開けると溜まったチラシ。全部捨てて選挙の紙取って、近所の中学校まで歩く。投票。自民党死ね。バスで出勤。『銃・病原菌・鉄』を読む。
 帰ってきて、さよぴぃとムラとApex。ムラと話すのは何年ぶりなんだろう、もう二年ぐらいか?アボカドの上映中にも結局会えなかった気がする。二年。時間の長さってよくわからない。二年話してなくてもムラは友達だ。あれはアボカドの撮影中か撮影始まる前か忘れたけど、ムラと西邑が下高井戸の俺の家に泊まって、狭い地面に布団を敷いて二人仰向けになって、ホッとアイマスクを着けて寝ていた。
「さよぴぃとムラとApexやってんのなんか変な感じするわ」と言った。嬉しかった。自分の生活の性質もあって、一人きりのことが多いから、「あの人最近会ってないな〜」と思うことが増えた。
 二十三時からくらいくらいの電話会議。西上くんからホームページについて色々とレクチャーを受ける。
 ぺっちゃんと西上くんとApex。ランクで勝ちまくる。プラチナまであと80RPまで来たところで、一旦風呂に入る。風呂から上がってもう一回やろうと思ったら、EAのサーバーがハッキングに遭ったらしく、プレイできなくなっていたのでおとなしく寝る。

七月五日
 休み。たくさん寝た。低気圧でずっとダルい。とりあえずApex。一発チャンピオンでプラチナに。今の実力だとプラチナⅣが限界だとわかってるから、もう満足。ホライゾンとローバを使いながらカジュアルやる。
 新宿に行く。紀伊國屋で『長い一日』『パリの砂漠、東京の蜃気楼』『働くことの人類学【活字版】』『世界の使い方』の四冊を買う。すぐに帰ってきて、オリジン弁当でテキトーにメシ買って帰宅。腹いっぱい食う。
 恋人の家に。千葉さんの『オーバーヒート』を読み終わった。凄かった。おもしろすぎました。置きっぱなしのメーカーズマークを炭酸で割って飲んだ。NIRUさんの動画を観る。2スコとか3スコ付けれる状況なのになぜかずっとアイアンサイトのまま、もしくは1スコだけ付けて戦う人で、不思議だった。そして意味わからんぐらい当てる。
 U-NEXTにツイン・ピークスが最近入ってきたから、今からそれを観るか迷っている。

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