妻へ稟議を回した結果
「俺の終身保険1,000万解約し、解約返戻金 260万をFXで運用したいです」
この稟議書を妻に提出しました。
尋常じゃない、稟議書です。ただでさえFXという、まだまだ胡散臭いというか損するイメージがある世の中です。そして、妻はお金が苦手というか嫌いです。自分の給料の内訳もあまり気にしておりません。家計簿の管理はもちろん自分です。そんな相手に、強烈な稟議書を通そうとしています。そんな稟議申請中の一幕をご覧下さい。
①稟議の内容
元々は、保険の見直しが前提でした。you tubeで貯蓄型の保険は、辞めた方が良い。保険は、掛け捨てで、損失が大きいものだけ(火災保険、自動車保険など)入れば良いと大好きなユーチューバーに影響され、見直しを始めました。保険と投資は分けるべきと。はい、納得ですね。
私は、終身保険2社に加入しております、
1社は毎月 約1万。貯蓄型の保険です。死亡時500万 保険がおります。また、長期で運用すると、払い込んだ以上にお金が戻ってくるというよくある保険商品です。例えば、あと15年後に解約すると40万ぐらい増えて戻ってくる商品です。
しかし、私は今解約したいと考えております。
今解約すると解約返戻金の返戻率が68%。
そうです、32%分(約40万)損失確定させて、FXに投資したいという稟議書でもあるのです。
FXやってない方からすると、速攻シュレッダー案件の稟議書だと思います。
続けます。
もう1社は、一括で前払い。約195万。米ドル建終身保険です。
死亡時544万。為替リスクもありますが、上記の保険同様 長期で運用して解約すると、払い込んだ以上に、プラスでお金が戻ってくる保険です。
そして、私が加入した保険は3年前。
お察しの通り、こちらも今解約したら損失確定です。
約20万の損失確定です。
2社でまとめると、
・死亡保険 約1000万の保険やめたい。掛け捨て500万の保険に変更したい。
・今辞めると、約60万の損失確定
・戻って来たお金260万を全額FXで運用する。
こんなような稟議書です。
もちろん、死亡保険500万の掛け捨てに切り替える為、
毎月の保険料が1万から600円に変わるので、約9千円は家計の見直しになる純粋な内容も含まれていますが、上記の稟議の内容がある為、霞んでしまうのは、間違い無いです。
また、死亡保険いくらかける議論もあります。死亡保証 1000万から500万に減らすので。
僕としては葬儀代だけ出れば、良いと思っています。
遺族年金などの説明文も稟議書に添えました。
自分が死んだら、子供が18歳まで26万ぐらい入ります。
住宅ローン 月5万減ります。
食費なくなります。月3万。
結果、月34万の手取り収入があると同様になります。だから死亡保険は葬儀代だけで良いです。(ここで、驚愕な事実があり、自分が死んだ方が家計が良くなるという衝撃の事実が発覚しましたが、そこは伏せておきました。私が今後稼ぐ収入考えると、損だ!と自分に言い聞かせながら。(涙目))
そして肝心の260万をFXに回した結果、4年後には、税引後 年間1000万収入が見込めるという表も作りましたが、まー信用されないでしょう。
長くなりましたが、これが稟議の内容です。
②妻に稟議書提出
俺「夜、保険の見直し(FXに投資するとは言わず)案を説明したいから、子供が寝たら打ち合わせよろしく」
妻「いいよ」
夜
俺「保険の見直しの件だけど、説明するね。終身保険 解約して、掛け捨てにしたい。そして解約して戻って来たお金をFXに回したい」
妻「!!!!!!!!!!!?????。
いやいやいやいや、ギャンブルでしょ?絶対やだ。まじでやめて。何考えとるの?」
まー、案の定の展開ですね。
負けずに説明
俺「一番リスクがないのは、長期で運用して数十万利益でだね
だと思う。ただ、FXを必死に勉強して安定して利益を出せてる。1、2回の話ではなく、400回トレードした結果。100%儲けれるという保証はないし、無くなるリスクもある。ただ、やらないリスクの方が大きい。安定したトレードが続けれる自信はある。
妻「いやいや、そんなの信用ならん。しかも60万 無くなるのわかってて解約するんでしょ?無理無理。」
俺「60万は無くなる。ただ、1ヶ月で取り戻せる。ここで投資しない機会損失のがリスクだと思っている。頼む!個人の収入を上げたいんだ。会社の売り上げも減っていく中、会社に依存したくない。自分で稼げるようになりたい。家族のために。」
妻「。。。。。。。。。。。。。。。。」
妻「わかった。じゃー電子ドラム売って」
えっ?何この急展開。
妻「あなたも身銭を切ってくれるなら、いいよ。あれ邪魔だし。そして、いきなり2社解約はやめて。1社だけ解約して、実績を見せてもらい、好調であれば、もう1社も解約でいいよ。あと、携帯代も見直したり、夜ご飯も週1作ってね」
稟議が半分通りました。なんと、電子ドラムを売れという 急展開で合意に至りました。元々電子ドラム 邪魔、使わないでしょ?売ってと前から言われておりました。妻は家を広く見せたいタイプなので、2畳ぐらいスペースを取っていたので、よく思っていませんでした。自分は、自分の子供がいつかやるからと、無理矢理置いてましたが、やる素振りもなかったのもあり、自分も売ると決断しました。
なんだか、よくわかりませんが、このとんでも稟議書が半分通ってしまったのは、ほっとしました。妻に感謝です。
後は、実績でもう半分も稟議決裁もらえるようにしないと。
そして、妻の気持ちが変わらないうちに、電子ドラム売ろうと決断。
以上です。
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