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原因不明の高熱にうなされた話

仕事が忙しかった、というほどではないのだが、色々と日頃のストレスもあり疲れていたのは事実。
加えて私の場合、業務委託とはいえアルバイトもしている。これは家計を維持するために欠かせなかった。

10月28日の明け方、寒気で目が覚め、熱が突然38度も出た。
普段の平熱は36度前後で、私にとっては十分な高熱だ。ただ悪寒がすごいだけで吐き気や下痢などの症状もなく、とにかく温かくして寝よう、水分は取ろうと、枕元に水を入れたボトルを置いて寝た。
幸い翌日は何もない休みで、日常的に出る軽い咳が気になっていたので呼吸器内科に行く予定だった。
自宅にあった解熱剤を飲み寝たおかげで28日目覚めた時にはすっかり熱は下がっており、いつも通りの平熱だった。

しかし午前中、再び悪寒。
熱が上がり出したのだ。
37.8度くらいだったか、慌てて再び解熱剤、そして寝る。
午後にはまた36.5度くらいまで下がっていて、安心して前髪カットを予約した美容室へ行った。
この辺りではまだそこまで不安はなかった。
ただの疲れかな、と。
美容室後、呼吸器内科は予約なしで診察なのだが、熱もあったし念のため…と電話。すると
「1週間以内に発熱があるとなると…発熱外来ですね」
…なるほど。
タイミングよく18時以降に予約を入れてくれた。時間厳守で、他者との接触をできるだけ避けるための仕組みのようだ。
病院では待合室で待たず、普段の診察室とは別の診察室に通された。
症状は

・夜中に発熱、解熱剤で下がる
・食欲はある、動ける
・味覚嗅覚に異常なし
・下痢、嘔吐の症状もなし
・熱が出てからの鼻水や咳もなし

咳は日常的にむせ返るような深いものが一日数回あったが、熱が出て増えたわけではなかった。
鼻水鼻づまりなんて微塵もなく、なんなら普段より呼吸がしやすいくらい鼻通りはよかった。

先生は症状を聞く限りコロナの可能性はかなり低い、検査できるけど、やる?と聞いてきた。
正直怖いなと思ったし、可能性が低いと言われたことで少し様子も見たかったので、この日は見送った。
陽性が出たら全てが止まってしまうなと思った。

帰宅後、少なめではあるが夕食を食べ休んでいると、また嫌な悪寒。嫌な予感(韻)
恐る恐る熱を測ると38.5くらい。やばい。
しかし咳止めと抗生剤を飲んでいたので解熱剤は良くないかなと思い控えた。
この日はかなり早めに寝た。
翌日仕事だったが、たぶん無理だろうなと思って深夜3時に非常識とは思ったが、緊急性を考えて上司にLINEした。この時38.6度。

明け方、40度に到達。
さすがにまずいと思い、解熱剤を1錠飲む。
起きたら汗だくでいくぶん36.9まで下がっていたが、上がったり下がったりで体力消耗が激しい。
↑の症状に変わりはないので、再び様子見。下がるのを願うばかり。
思いは虚しく、起きると38度代。
食は普段より細かったが、それなりに取っていた。
水分は異常なほど。2リットルのペットボトル2本空にし、ポカリスウェットイオンウォーター(青よりこっちのが好き)をやたら飲んでいた。味覚を確かめるためでもあったが、薄めのイオンウォーターでも異常なし。

諦めて会社に電話。
「検査は…?」と聞かれたので「可能性は低いらしくて…」と言ったが不安そう。
やはり確証がないとダメか。
腹を括ってこの後すぐに呼吸器内科に電話。
土曜なので午前中診療のみということもあり、早めに連絡したことが良かったのか、12時に予約。

少し体力は戻っていたのでシャワーを浴びて着替えて、出かける支度。この時点で37度くらい。
病院に着いて同じように別の診察室で待ち、抗原検査を受けることにした。

結果は陰性。良かった!
しかし熱の原因が特定できないので、念のためレントゲンと尿検査も。
レントゲンは異常なし、尿はやや濁っているらしく、菌が侵入した可能性を伝えられた。

なるほど。

直前まで生理だったこと、疲労で免疫力が低下していたことを考えると、当たらずとも遠からず、か…
しかし回復が追いつかないほどだったのか、とちょっと反省。
年齢とともに回復力は落ちるし、体の機能も衰えてくるのは事実なんだな…

現在は高熱の影響か頭痛がかなり残ってるけど、体力はだいぶ回復した。
熱は少しあるが、微熱程度。
かわりに寝っぱなしだったので体が痛い。

皆さんも無理は禁物です(私ほどはそういなさそうだけど)

あと男子は、女子の生理中にあれこれ強要しないようにね…

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