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The Future Is Now

ストレイテナーの20周年が終わり、21年目を迎えた今年、幕張で7000人を超える観客のライブが、年始一発目だった。

計3時間弱に及ぶステージ。
初めての会場で、今までやったことのないセンターステージ設置、花道なしでの移動(アナログな客通路移動にとてもほっこりした)ダンスチューンの中で銀吹雪が舞い、キラキラした目でそれを眺めるメンバーと私たち。もうこの時点で幸せだった。
ゲストに秦基博さんを迎えて2曲(コラボ曲の生披露は初)ボーカルのホリエさん以外はまるて借りてきた猫のような様子だったのに、公式が終演後に上げてくれた集合写真はみんなとてもいい笑顔だった。

いつもくだらない楽屋レベルの話をMCで繰り広げ、歯止めをかけるOJ、という流れだったのに、途中まではそのMCも滑りが悪かったのは、緊張していたせいだったのか。楽屋であれだけ手を温めたのに、ステージ出たらもう冷たい!とシンペイさんは言っていた。

終盤のMCでホリエさんの口から「これからもこの4人で」という言葉
この人はなんて太陽みたいな男なのか!
変わらないことは簡単なようで難しい。それなのに、この人は自信をもって優しい約束をしてくれた。これがバンドの総意なのか、ホリエアツシという男の決意なのかはわからないけれど、その気持ちがファンにはたまらなく嬉しかった。
変わってしまう未来だってあるかもしれない。生きている限り、命が尽きるまで、未来という時間は平等にやってくる。その未来が楽しいものか苦しいものかわからないけれど、変わらないでいるものがあることは、強い支えになる。光になる。
太陽みたいに周りの光になる約束を信じて、疲れたら休んでくれていいよ、私達も信じているよ、という気持ちをどうにか言葉にしたくてこのnoteを書いた。

アンコールで披露した新曲のSPIRALは、まるでプロポーズのような曲だった。

離れてしまっても
いつか 僕の歌を聞いてほしい

こんな歌詞じゃなかったと思うけど。
今ツアーの映像とともに流れた縦書きの言葉に、涙が出た。

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