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#14【投資編】投資商品のリターン相場を知ろう

みなさんこんにちは。

今回は、各投資商品のリターン相場を紹介します。

相場を知っておく事で、自分が投資する商品は安全か危険かを判断する指標になります。
おすすめサイトは「myindex.jp」です。
世界中のインデックスを3275件収録されており、過去30年のリターンや比較を見る事ができます。

・まとめ

各投資商品ののリターンの目安は以下の通りです。
【my INDEX参考】
株式 年利4〜10%
債券 年利1〜5%
不動産 10%前後(日本は1%前後)
コモディティ(金・銀・プラチナ)  約6%(配当なし)
預金 金利0.001%(定期預金で0.1%程度


① 株式

・日本株式に場合
日経平均過去20年のリターンは5.2%
過去30年のリターンは0.8%
バブル期にから回復はしているものの、過去最高は更新していません。

・全世界(日本除く)
FTSE All-World 除く日本(円)の場合
対象は先進国24ヵ国、新興国23ヵ国の約50ヵ国。各市場の90%以上の時価総額カバーするインデックスです。

過去20年のリターンは8.2%
過去10年のリターンは17.4%

世界的な金融危機はあったものの、長期的に見れば10%近くのリターンを得ることが想定できます。

② 債券

・日本の場合
NOMURA-BPI総合の場合
NOMURAボンド・パフォーマンス・インデックスのことで、日本でメジャーな日本債券インデックスである。

過去30年のリターンは2.8%
過去20年のリターンは1.5%

・全世界債権(日本除く)
WGBI(世界国債インデックス)の場合
対象23ヵ国の外国債権インデックスです。

過去30年のリターンは4.9%
過去20年のリターンは4.3%

③ 不動産(REIT)

・日本の場合
東証REIT指数(配当込み)の場合
日本不動産インデックスです。東証に上場しているすべてのREIT(不動産投資信託)が対象です。

過去15年のリターンは4.8%
過去10年のリターンは13.8%

・全世界の場合
S&PグローバルREIT指数(円)の場合
米S&P社が提供する外国不動産インデックスで、先進国25ヵ国、新興国20ヵ国の約45ヵ国のREITが対象である。

過去30年のリターンは9.3%
過去20年のリターンは9.2%

④ コモディティ(金・銀)

ロンドン金価格(円)の場合

過去30年のリターンは5.3%
過去20年のリターンは9.2%

基本的に金、銀、プラチナは配当はないです。
景気悪化時の資産保護のために買われることが多く、不景気の時に価格が上がりやすい特徴があります。

⑤ 預金

日本の銀行の普通預金の場合。
日本の金融機関約400社の普通預金の平均金利で表します。

過去30年のリターン0.1%
過去20年のリターン0%

もうお分かりかと思いますが、「預金」とは超低リスク超低リターンであることがわかります。

全世界の株式やREIT、債券などを分散して投資することで、リスクを取りつつ5〜10%程度のリターンを狙う方が堅実だと思います。

世界全体に目を向けて投資商品ごとのリターン相場を理解する事は将来の資産を決める重要な知識となります。

また、悪徳勧誘や悪い投資商品を買わない知恵となるでしょう。

「木を見て森を見ず」はNGです。
森を見て投資先を判断しましょう。


ではまた〜

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