#23【投資編】海外ETFを円貨決済する場合と外貨決済する場合の手数料完全比較!
みなさんこんにちは!
FIREを目指して海外ETFを長期積立する事は、最適解の一つです。
海外ETFを購入するときに、「円貨決済」と「外貨決済」があり、手数料がどう違うのか。どちらの方がお得なのか分からない人が多いと思います。
さらに買付手数料以外にも為替手数料がかかります。どちらの決済にしろ、日本円を外貨に変換して買い付けるため、為替手数料も追加でかかります。
今回は、海外ETFを購入する際に、「円貨決済」がいいのか、「外貨決済」がいいのか、為替手数料を安くする購入パターンについてまとめていきます。
また、メリット、デメリットもまとめました。
これを読めば圧倒的に手数料を抑えられるのでぜひチェックです!
・まずは結論
結論としては以下の通りです。
円貨決済よりも外貨決済の方が為替手数料が安い!
さらに外貨決済かつ、外貨普通預金の定期積立をするとさらに安くなる!
手間はその逆で、円貨決済は手間はなく、外貨決済はドルに変換する手間がかかる。
1注文当たりの注文額を「44.44$」以上にすると手数料の上限20ドルですむ!
私の場合、元本が少ない分、手数料を極限まで下げたいので、「外貨決済」で外貨普通預金で定期積立を行い、ETFを1注文当たり45$以上で購入するように調整しています。
・詳しく解説
1.為替手数料の計算
※1銭は「0.01円」の事です。
25銭は0.25円
4銭は0.04円
2銭は0.02円
・「円貨決済」の場合
円貨決済の場合は、利用者がドルに変換する手間は省けますが、為替手数料が1ドル当たり25銭かかり、外貨決済よりも手数料がかかる。
配当金が外貨建てなので、両替する必要がある。
10000ドルに変換する場合
10000ドル+2500円(手数料)
・「外貨決済」外貨普通預金の場合
外貨決済で外貨普通預金でドルに変換して購入する場合は、為替手数料が1ドル当たり4銭かかり円貨決済よりも安い手数料で購入できます。
10000ドルに変換する場合
10000ドル+400円(手数料)
・「外貨決済」外貨普通預金の定期積立の場合
外貨決済で外貨普通預金を定期積立する場合、為替手数料が1ドル当たり2銭になります。
これが最も手数料が安い組み合わせです!!!
10000ドルに変換する場合
10000ドル+200円(手数料)
円貨決済にすると手数料は12.5倍!!!
入金する金額が多ければ多いほど手数料の差は大きくなります。
SBI証券の場合、住信SBIネット銀行を開設して、外貨決済と外貨積立を契約して定期的にドルに変換します。
SBI証券で「外貨入金」を行う事で、証券口座に外貨建ての買付余力が反映されます。
住信SBIネット銀行から外貨入金する手数料は「0」です。
海外ETFの配当金はドル建てで受け取るので再投資すると考えるとドル建てで購入した方が為替手数料がが安く済みます。
2.株の売買手数料の計算
株の売買手数料は、「円貨決済」でも「外貨決済」でも同じで以下の通りです。(SBI証券の場合)
1注文当たりの約定代金の0.45%(税込0.495%)
・最低手数料0ドル(2.02ドル以下の場合)
・上限手数料20ドル(税込22ドル)
つまり、1注文当たり44.44ドルの買付で上限の20ドルになります。
44.44ドル以上の買付であれば手数料が抑えられます。
安い金額で分散するよりも、まとまったお金で厳選したETFを買付する方が手数料を抑えられますね。
・まとめ
円貨決済は手間はないけど為替手数料が高い
外貨決済の外貨普通預金は為替手数料が安い
外貨決済の外貨普通預金で定期積立している場合は最も為替手数料が安い
売買手数料は1注文当たり0.45%で最大20ドルです。44.44ドル以上買えば手数料は安くなっていく。
いかがでしたか?
手数料をいかに安くして売買するかが大切です。
少しでも参考になれば幸いです。
ではまた〜
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