組織の歯車なんかになりたくない。
おはようございます。
今日は安藤広大著書「とにかく仕組み化」から、
会社の歯車をどうとらえるかというお話をしたいと思います。
▼ 「かけがえのない歯車」になる、あなたへ
「替えの利かない人」になるか、
「歯車として機能する人」になるか。
あなたは、どちらを選びますか?
もちろん人間なのだから、感情は持ちます。
それは否定できません。
それを受け入れた上で、
どう振る舞うか、どう演じるかが大事なのです。
感情について考えるのに最適な、こんな話があります。
ある1人暮らしのお年寄りのもとに、
遠く離れた親せきから「ロボット掃除機」が送られたそうです。
それは、
「掃除が大変だろうから、ラクをするために」
という理由で送られました。
掃除の手間が省けて、ラクになりました。
毎日、毎日、ロボット掃除機は、
同じ時間に同じルートを回って、家じゅうを掃除してくれます。
お年寄りは、「一生懸命に働いてくれるな~」と、ぼんやり思います。
そして、5年が経った頃、ロボット掃除機に異変が現れます。
動かなくなったのです。
そのお年寄りは、買ってくれた親せきに連絡を入れます。
すると、
「5年も使い続けたんだから、買い替えようか?」
と言ったそうです。
しかし、お年寄りは近くの電気店へと、
そのロボット掃除機を持っていきます。
そして店員さんに、こう言ったそうです。
「この子が動かなくなっちゃって。なんとか直していただけませんか?」
そうです。
毎日、一生懸命に働く姿を見ているうちに、
いつの間にか情が生まれ、
「ただの機械」ではなく、「まるで人間のよう」に、
感情が変化していたのです。
「歯車として機能する」ということの本質は、
この話に近いでしょう。
マニュアルどおりに働いたり、ルールを守って働いたり、
感情より理論を優先させたとしましょう。
しかし、その姿でも、十分に相手には「感情」が伝わるのです。
そうやって、
人は組織で「かけがえのない歯車」になることができるのです。
「組織の歯車なんかには、なりたくない!」
そんな風に思い、
かけがえのない自分をアピールしていくことに
労力を費やしていませんか。
私自身も人とは違う何かを求め、
様々な資格を取ったり、
人とは違う行動をしてみたことがあります。
しかし、今回の著書にある
「歯車として機能する人」
という存在には程遠い行動を、
私はしていたようです。
組織では、
それぞれが成すべき任務を確実にこなして初めて、
目標達成に近づくことができるんだと実感しました。
それでは、また。
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♯かけがえのない ♯感情
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