見出し画像

黒田バズーカの後始末

皆さん、こんにちは。
FIRE38です。

本日のタイトルは、「黒田バズーカの後始末」です。

6月2週目(6月10日~14日)。

今週の相場。週末のブログ「お休み戦略」が見事的中。
完全な様子見相場。
ナスダックは順調でしたが、ダウは続落。
日経平均もぱっとしない展開。

この展開であれば、明日からの相場も膠着状態が続きそうだ。

そんな中、私が今週感じたこと。

日経新聞 6月15日 1面

日銀の国債購入減額の記事。
市場は、その金額提示を期待していたと私は読んだ。
しかし、答えは、「相応の規模」
これは、この国の財政状況の深刻さの答えである気がしてならない。

前・日銀総裁、黒田さんが始めた日銀による日本国債の爆買い。
いわゆる黒田バズーカ。
導入当時から、政府の借金を中央銀行が肩代わりする財政ファイナンスであると批判された。
「池の中のクジラ」、「ルビコン川を渡った」と揶揄された。

あれから10年以上経過。皮肉なことに為替が円安になることで輸入インフレが発生。
今回、「相応の規模」としか言えなかったのは、その金額によって、市場が乱高下するからであろう。

・国債減額規模が小さければ、金利は落ち着く。その代償として、円安になる。

・国債減額規模が大きければ、金利は急騰するので円安は収まるだろう。しかし、日銀の保有している日本国債の価値は目減り、金利が上昇することで、財政赤字垂れ流しの日本国政府としては、新規国債発行の利払い負担が大きくなる。

植田さん。誰も引き受けなかった日銀総裁の席。自ら火中の栗を拾っていただいた。
日本の財政問題、なんとか軟着陸して欲しいと願うものの、弱肉強食のマーケット。
ルビコン川を渡った日本国。ルビコン川を戻るルートは狭く、厳しいというのが現実なのだろう。

今回は、暗い話になりました。

最後に。少し明るい話を。

6月は株主優待品が届く時期。
6592:マブチモーターの選べるギフト

2221:岩塚製菓の自社製品

株式投資。株価が上がるだけが楽しみではありません。

毎度のことですが、投資は自己判断でお願いします。毎度のことですが、投資は自己判断でお願いします。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?