なつやすみ

そういえば一つ前の #雑感 を書いたあたりから、そろそろ夏休みの宿題、追い込みの時期でしたね。
その話題を見て書いた話じゃないけれど、同僚の子供達は、大変だなあとか思って話を聞いています。小学生だけれども、自分の時と量も違うし、採点は親がして提出とシステムも違います。色々変わって当然なんだけど、大変だなあとちょっと人ごとのように思ったりして、自分がアップアップした頃を思い出します

宿題が、とかではなく、1学期夢中で頑張って、夏休みに入ってスイッチが切れたみたいになったことがあります。何も手につかなくて、提出日を見ながらなんとかこなした覚えがあります。それでも、8割がたしかこなせなかった。
提出日に休んだりもしたし、引き延ばすだけ伸ばして放置したものもあるし、でも、取り敢えず周りに恵まれて、学校はなんとか通った。
宿題はなんとかする方法を覚えたけれども、高校に入ってからの予定調和が、どうしても馴染めなかった、「なぜ?」「どうして?」とは言ってはいけない世界。いや、言ってよかったのかも知れないけれど、私にはそういうプレッシャーが、かかっていた。
なんだか、その頃のことはよく覚えていない
甘酸っぱい思い出とかもないんだよ〜、その頃から縁遠い人生を歩んでおります。

話がそれたけど、そういうこと?
とか聞いてみる。長期休みが開けて、戻りたくない場所。もっと深刻かもしれない
うむ、結局、私自身も学校を漠然とつつむシステムに染まり切れず、大学へは行ってない
いまはだいぶマシになったが、同世代って苦手だった。乱暴に同じでしょと括られる感じがダメだった。
きっと、いろんな合わないことを抱えているんだろうけど、どうなんだろう?
いま、シェルターみたいなのもあるけれど、そうだ、自分は図書室だったな。今は授業中も行けるし、図書館もどうぞって言ってるな。
昼休みは本ばかり読んでた気がする。

変な話、ちょっとだけ時間軸が違えば、ちょっとだけきっかけが多かったら、友達がたくさんできて学校も楽しかったかもしれない。
でもそうじゃなかった。あなたは、どうですか? 似てますか?違いますか?
それでも、きっとどうにかなります。
闇夜みたいな、深海みたいな日々を抜けて、笑い合う人たちと出会い、もしかしたら、恋人と出会い、ちゃんといろのついた思い出ができる

そうだな、最終的な逃げ場は最後の最後にとっておいて、高校は、図書室も行ったし、保健室も行ったし、相談室も行ったな、悪いことしてないけど校長室も行った。まあ、学校だけでもこれだけあるし、探す気になれば外にはいろんなところがあると思うよ
真っ暗で、自分が足掻いてる息だけしか見えなくても、いつか、浮かび上がれる、逆に竜宮城を見つけちゃうかもしれない。
それは、最後の逃げ場を選ばなかったあなただけが行ける場所。

私だけ、私なんてって、思わない人ってそういない。友達の多い子がうらやましい、勉強のできる子がうらやましい。どこかで無い物ねだりを誰もがしてる。人と違うというのは、ある意味ひとにうらやまれる要素。
何歳で、どこにいても、うらやましいし、羨ましがられてる。大丈夫。最後の瞬間まで、変化し続ける。
残念ながら時間というものには逆らえない。一瞬前の自分にすら戻れない。同じではいられないから、どこかまた違う場所に辿り着く。

永い時間のなかの一瞬のなつやすみ。あなたはどう過ごしますか?

#オチてない #夏休み #袋綴じ

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