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「夢女子」という生き方を知った


 先日、NHKのねほりんはぽりんを見ました。
「夢女子」という言葉を初めて知りました。

「夢女子」とは、架空または実在のアイドルや、アニメのキャラと空想上の恋愛をする人のことで、中には結婚してしまう人もいるそうです。

 一緒に暮らしている様子を妄想するのが楽しかったり、グッズを部屋に飾って「彼がここにいる!」と思うのが幸せなんだそうです。

 ちょっと前にも、「2次元夫」「2次元妻」って言葉がありましたね。
 架空のキャラと夫婦になってしまう。

 でも、番組に出ていた三人のうち二人は結婚して子供もいて、現実の夫とも幸せに暮らしていたんですよね。
「現実と空想は全く別物」だそうで。

 
「現実でモテないから妄想に走る」
 というのではないようです。


 私が思ったのは、事情があって現実の恋愛ができない人にとっては、アイドルやアニメキャラが救いになることがあるということ。

 例えば、私は発達障害があるので、恋愛は難しいです。
 障害のある女と付き合いたがる男なんて、現実的に考えてまずいません。よほど美人で料理がうまいとか、何かできれば別なんでしょうけど。
 余談ですが、同じ障害の男性もだいたい「健常者の女がいい」って言いますね。お世話されたいのかな。自分より手がかかる人の世話なんて誰もしたくないですからね(私もです)。

 つまり、好きな人がいたとしても、
「障害のせいで迷惑がかかる」
「家族のせいで迷惑がかかる」
 と思ったら、付き合えないです。
 不幸に巻き込んでしまいそうで。

 つまり、自分の人生を肯定できないんです。
 だから現実の男性とは付き合えない。

 そこで救いになるのが、
 アイドルや、ゲーム、アニメのキャラ。

 昔はゲームのキャラを追いかけ、
 今はINIにハマっています。

 それで、かなり救われています。

 現実の男は私の存在を拒絶するけど、
 SideMのキャラや、
 INIは、
 私を受け入れてくれる(という、妄想笑)。

 私は自分で小説を書いていたので、自分で架空のキャラを作って妄想することもできます笑


 現実に望みがない人にとって、そうやって自分の人生を支えて生きていくのも、
 私はアリだと思います。

 ていうか、
 私も完全に夢女子だな笑

 番組に出ていたのはみんな二十代だったけど、司会のYOUさんが言っていたように、どの世代にもそういう女はたくさんいます笑

「推し活」が流行っている今、若い人だけではなくかなり高齢な人にも「夢女子」は増えていくものと思われます。

「高齢の女性が亡くなった。
 部屋には大量のアニメグッズが残されていた。どうやらアニメのキャラが2次元夫だったらしい。」

 みたいなことも、起きてそうですね笑

 それはそれで幸せな人生だと思います。
 死ぬまで好きなものがあったんだから。


 世の中にはそういう生き方もあるので、
 みなさま、暖かく見守ってくださいな。


 




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