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【小噺2】べじた〜ありあん

超AI時代の幕開け

昨今のAI or AGI(人工知能)の進歩に伴い、
巷(ちまた)では
「もう英語がしゃべれなくても大丈夫」
みたいな話がよくあります。

私は、反対です!

AIの可能性に魅せられ、
使い倒している私ではありますが、
正直なところ、
「AIは半端なく凄い」です。

特に、
ここ数ヶ月の爆速的な成長は凄まじいです。

ソフトバンクグループの孫会長が、
「10年以内にAIがあらゆる分野で人間より賢くなる」
と明言したことも納得です。

今現状のAIができることを簡単に整理します。

  • 文章を作る

  • 統計分析する

  • プログラミングする

  • イラストを作る

  • 動画を作る

  • 音楽を作る

  • ゲームを作る

  • 映画を作る

ちょっと唖然(あぜん)とはしないでしょうか。

文章を人間の代わりに
書いてくれるレベルに
思っていたAIが、
すでに”ゲーム””映画”
を作るまでになっています!!
※ 一般化するまでには、もう数年かかるとは思います

デザイナーなどのクリエイティブ系、
そしてホワイトカラー
(一般的なサラリーマン)の仕事は、
近い将来、
本当にAIに取って代わられるかもしれませんね。

「知っているか、知らないか」
「使っているか、使っていないか」
の違いが、
大きな差を生むので、
皆さんは意欲的にAIを利用していきましょう!

使い方がわからない方は、
私に聞いてください(笑)

AIとの共存共栄をどう考えるべきか?

さて、
なぜこんなにも凄いAIがあるのに、
「もう英語がしゃべれなくても大丈夫」
ではないのか?

それは、
より一層あなたの
『人間味・個性』
が大切な世の中になっていくと
私は考えるからです。

『人間味・個性』
がなければ、
「あなたはAIと同じ」

あなたである必要がなく、
さらには、
人間である必要すらもなくなってしまいます。

AIの方が、
速くて
正確で
簡単で
安くて
ストレスなく
24時間365日
誰かの指示通りに動けるのだから。

一方でうまくAIと
共存共栄(きょうぞんきょうえい)することで、
私たち人間の時間(自由な時間)は
確実に増えると予想されます。

ある意味、
昔の貴族みたいに暇になって
時間を持て余すかもしれません。

また、AIによって
複数の職種を持つことが可能となり、
例えば、料理人が
作曲家
デザイナー
経理といったように
1人格で多種多様な
人生を歩めるようになるかもしれません。

AIを超える人間味と個性

しかしながらに、
AIがやる事なす事、
すべて、
『味気ない』のです。

コンビニ弁当を
ずっと食べていると飽きますよね?

やっぱり手作りを食べたくなる。

『人間味・個性』
って本当に重要なんです!

コミュニケーションも、
声の強弱や表情、
間合い、
場の空気感やシチュエーションに、
相手の眼差し。

私たち人間にしか生み出せない
価値なのです!

以前、電話会社に勤めていた時、
スイス🇨🇭のIT企業と取引がありました。

そこの担当者が、
自称天才Yoanna(ヨアンナ)さんでした(笑)

彼女は、ブルガリア🇧🇬出身なのですが、
5ヶ国語をしゃべれるらしかったです、、、

海外の方は大体、
母国語、英語、もう1ヶ国語くらい
しゃべれる気がします。

ただ、自称なだけで、
文法とかめちゃくちゃな方が多いので、
私たち日本人も
自信を持って
「英語がしゃべれる」
と言っていいと思います!!

ただ、1つだけ心に残っていることがあって、
Yoannaさんが日本に来た時、
みんなで日本食を食べに行きました。

コース料理だったのですが、
なぜか彼女は食事に手をつけませんでした。

あ、なるほど!
と私は思いました。

おそらく、
彼女は
Vegetarian(ベジタリアン:菜食主義者)なのだと。

「Are you a vegetarian?」

私は彼女に親切心で確認しました。

するとどうでしょう。

明らかに通じていませんでした、、、

Vegetarianって言葉は和製英語で、
海外の方には通じないのか?

そう私は思いました。

すると、すかさず帰国子女の同僚が、
「べじた〜ありあん?」
とYoannaさんに聞きました。

Yes!
っと。

私は自分の発音の悪さに気がつき、
恥ずかしさで赤面しました、、、

今でこそ、
このエピソードは良い思い出ですが、
もしもAIを使っていたら、
気にならないし、
覚えてもいないかもしれません。

人間同士のコミュニケーションだったからこそ、
私にとって大切な思い出です!

どう生きてきたかで形成される
『人間味・個性』
は強烈にコミュニケーションに反映されます。

それこそ、
「AIとの差別化」になるのです!

この文章にも
「私らしさ」がきっと出ているはずです。

あなたの生き様を、
自分の言葉に込めましょう。


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