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NFT ARTについて~制作 最終回

■デザインとは…

友達が率直な意見を言いに電話してきてくれた。
それは正に僕が抱いていた違和感そのものだった。
ただ人の感じ方はそれぞれという側面もあるけど、
もはやぐうの音も出ないほどに完封で図星過ぎた。

「モーラモーラはいいキャラクターだと思うし可能性は秘めていると思うけど、君自身でその可能性を潰している。」

「俺にはモーラモーラを安売りしている様にしか見えない」

「1点記念に購入しようかと思ったけど、この部分のパーツの色が気に入らないから待ってたらそのうち出てくるのかな?と思って一応全部で揃うまで待つと思う。そしていざ出揃った時に5000点の中から選ぶのはまず無理。」

絶望と納得しかなかった。
そして1日20点毎日mintしたとして8ヶ月かかる計画…
この猛スピードで流れる情報社会で8ヶ月かけるのか??

つまり思いついたアイデアや要素を全部雑にぶっ込んで
見る人の事をまったく考えていないただの自己満企画になっていたのだ。
デザインやイラストの仕事をしているにも関わらずまったくデザインという事ができていなかったのだ。

恥ずかしい…。。。

幸いというか、当たり前というかまだ1点も売れていなかったので急いで50点全てを削除した。
その5000点一覧がこちら…

どれだけ無謀だったのか笑ってやって下さい。

■残すものと捨てるもの

ここから10日ほど実に空虚な日々を過ごしていました。

企画を考えて面白いストーリーを頑張って考えた。
イラスト素材の制作も頑張った。プログラムも頑張った。
ロードマップ的なwebページの作成も頑張った。
何を残して何を捨てよう…
全部1人で作って判断しているとわけがわからなくなる…
全部が大切な要素に思えてくる。。。

取り敢えず自分でも感じてた違和感を取り除く作業から始めた。
アクセサリーパーツのちぐはぐさだ。
例えば右手にスコップ、左手にフォークという妙な組み合わせだ。
これを1セットにしたりして1枚の絵の中で世界観が崩れないようにした。
そして自動生成…
しっくりこない、今回は徹底的に自分の違和感と向き合う。
色数が多すぎるのか?
調整と自動生成を繰り返し違和感と向き合い続けた結果。
自動生成は捨てる事にした。

■コレクティブNFT

NFT ARTのカテゴリーには大きく分けて一枚絵とコレクティブという2つのジャンルがある。
一枚絵はそのまま一枚絵。
コレクティブというのは同じような構図、キャラクターの1部分が違っているNFTでまとめられたコレクション性の高いNFTだ。
つまりジェネレーティブNFTはコレクティブというカテゴリー

なので僕はジェネレーティブの要素は捨てるけどコレクティブのジャンルではやり続ける事にした。
あとソフビでの再現性も残した。
いろいろ整理した事により方針が決まった!
しっかりと納得満足した組み合わせを1枚1枚考えてmintしていこうと!
今後出るカラーやアクセサリーのアイデアという事を押し出していこうと思った。

とりあえず素体を5種類から始めて今後ソフビで出すカラーやアクセサリーのカタログ的な展開で進めてみた。

■総括

この総括部分を書いているのは2023年2月4日だ…
上記の事を踏まえて色々模索検討してみた結果。
いったんNFTからは引き上げる事にした。
もう少し法的に整備されもっと誰でも気軽に遊べるタイミングで
再チャレンジしたいと思う。
ただ1つの経験としてはとても面白かったし今後の可能性を秘めているコンテンツだと思うのでチェックはし続けようと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

おわり

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