辞書から発見!天気とWeatherの違い

暑い日が続きますね!でも、今日も晴天!
お部屋から空を眺める分には幸せです♪笑

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2020/06/17 8:48

今日のテーマは「天気」という日本語です。初回にぴったりですね!
比較対象として英語の「weather」を取り上げます。

「天気」も「weather」も、主に空の状態を表していることを連想しますよね。例えば、晴れ、雨、雪とか…。つまり、気象学でいう大気の状態を指す言葉として使っていると言えます。しかし、文系の観点から注目するとこのイコールであるかのように思われる二つの単語に驚きの違いが見つかりました!

辞書で詳しく見てみましょう!

*天気
1) ある場所の、ある時刻の気象状態。気温・湿度・風・雲量などを総合した状態。
「-が変わりやすい」「今日は-がよい」
2) 晴天
-「(お)天気が続く」
3) 人の機嫌
-「お天気屋」
<明鏡国語辞典>

*weather(名詞)
1) a天気、天候[ある時と場所の]気候
b[新聞やテレビの]天気予報
2) [the]荒れ模様、荒天、いやな雨[強風、暴風雨、湿った寒気]
3) [運命・人事の]移り変わり、事態、風化

<リーダーズ英和辞典>

気付き
☆一単語では移りゆくもののメタファー的な意味も含有している。
違いとして、「天気」は人の気分を、「weather」は社会の成り行き
☆一単語で天気の様子を表すこともできる。
違いとして「天気」は晴天を、「weather」は荒天という間反対の意味を表している。

空の状態に関して日本語と英語では文化的な捉え方の違いがありそうです!

ちなみに、「天気」と「weather」で検索をかけてみると..


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この違いは面白かった!笑 日本人の方が天気予報を熱心に確認するのかな?
weatherはなんだかダイナミックですね!
英語の先生が教えて下さったのですが、単語学習の際はこうして画像検索をかけることで、言葉だけでは分からない意味の違いが理解できて覚えやすいとおっしゃっていました!

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