うさこちゃん　ひこうきにのる

ディック・ブルーナ ぶん／え、 いしいももこ 　やく

あるひ　うさこちゃんが　にわにでて
あそんでいると　どこかから
ぶぅんぶぅん　という　おとが
きこえたのでした。なんでしょう。

と、飛行機が飛んできて、おじさんと一緒に空の旅を楽しむストーリーです。娘の意思とは関係無く、私が飛行機好きなので自分の趣味を優先してしまいました。

でも、この絵本は教育的な要素をふんだんに取り込んでいると思いました。
おじさんに「飛行機にのらないか？」と聞かれて
「いくまえに　かあさんい　いっていいか　どうか　きいてこなくちゃ」
と、遠くに行くときは母親に許可をもらうところや、
高い空に飛び立つと、
人は小さく見えるところなどの遠近感なども教えてくれます。

それ以外にも、森の中にあるお城や海のヨットレースも子供の興味をそそるものです。
また、立体感のない原色をつかったイラストは
色使いから子供の目線を引く感じがします。

実家に帰省するときは、飛行機に乗らないと遠いため、何度か乗ったことはある娘ですが、「また、飛行機にのりたいね」と言ってくれるので、帰省するときに飛行機に乗るハードルが下がるのも助かります。

うさこちゃん ひこうきにのる (ブルーナの絵本)