見出し画像

なるべく素敵に老いの準備をする 14: 誤算

※ 老いについて投稿しています。考えは違って当然です。
       似た環境の方の励みや助けになっていれば とっても嬉しいです♪ 

※ 途中で合わないと思われたら、他の方の投稿をお読みになってください。無理をしないで♪

**************************

素直に言います。
母を介護しました。
突然に・・・急激に悪くなったのです。っというか、泣けてきますが・・・母は優しい人で、自分の身体の変化を最初は隠していた。
家族に迷惑をかけてはならないと。
たぶん隠し通せると思っていたのだと思います。

人間関係が崩れ始め、会社も新体制準備に入る・・・家事も何もかもが一気にきました。

先の投稿にありますが、今まで接することのなかった方々の応援を受けました。
全くの他人が家に来て 介護を手伝ってくださる。

しかし・・・限界があります。
この限界に私は気が付かなかったのです。
そう・・・母の介護で忘れていたこと。
これが要であるのに。そう・・・

自分の老いです。

日々の生活で自分の歳はわかっても、心身に猛烈な老いが来ていることに全く気が付かなかった。気が付いたのは・・・

他者でした。
猛烈に厳しい指摘。
そう・・・新体制で指摘された。

しかし、これがなかったら私は気が付かなかったのです。
もっと体調を崩していたでしょう。

今まで可能だったことが出来なくなっている。
気が付いたら・・・そう、50代半ば。

※ 周りの環境に溺れ、親の老いばかりに気を取られて、引き際を間違え
  はじめていた。
  自分が介護される立場になりそうだったのです。

突然の指摘に初めは抗いました。
そんなはずはないと。
全てが嫌になっていましたね。
自分自身が大嫌いになりそうでした。

そんな時に、篠田桃紅さんの書物に出会ったのです。

※ 出来ないことが増えてきます。
昨日できたことが、どんどん出来なくなってくる。
それはそれで良いのです。若い人に任せることの必要性。
意地になることほど見苦しいことはありませんから。(似た言葉で表現♪)

私の世代は、親の介護が始まってます。
これから入る方もいらっしゃる。
働いている方やご家族の世話や企業経営者もいるでしょう。
実際、私がお世話になっているお店の方の中にも高齢のご家族がいらっしゃる。
会うたびに、要らぬお世話ですが、さりげなくたずねます。

親御さんは元気?

この言葉には、もう一つ意味がある。
「あなたは、大丈夫?」も含みます。
親は もちろん自分たちの生活に気を取られて、自分の心身の健康が崩れていませんか?なのです。

ここから先は

236字

若い頃から老いに恐れはありません。背景に、老いを先読みし 準備できることは終えておきたいと進めていたからです。 しかし、誰もが予想だにしな…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!