【パイオニア&エクスプローラー】黒単ゾンビ⑥《呪われた者の王》
王に相応しい貫禄!序盤からフィニッシュまで頼りになるゾンビロード
3マナのロードとしては非常に使いやすいスペックを持つクリーチャー。タフネス3であり、《致命的な一押し》など低マナに当たる除去も効かないため優先して出していきたい。(紛争達成時は除去されてしまうが)
多色構成でもシングルシンボルなので採用しやすく、様々なゾンビデッキで活躍してくれるだろう。
自身もゾンビなので複数体並べればお互いに修整を受けることができる。パワー2も3マナクリーチャーとしては及第点。場合によっては戦闘に参加させてライフを削っていこう。
(1)(黒),(T):ターン終了時まで、すべてのゾンビは威迫を得る。
タップ能力はすべてのゾンビに威迫を持たせるフィニッシュ手段として機能する。確実にダメージが通るようにゾンビを展開しておこう。
腐乱ゾンビは温存しておき、威迫を持たせてからアタックすると無駄にならずに済む。
同じゾンビロードの《死の男爵》とは相性抜群で、接死+威迫でブロックされても相手の戦場を崩壊させることができる。
ただし、ライフに余裕があるときはスルーされてしまうので序盤で削っておくことが前提。
仕掛けるときはしっかりと見定めるように!
一気に詰める?切り札として温存しておく?
ロードクリーチャーは真っ先に除去対象となりやすい。
なので何も考えずに唱えるのは厳禁。こちらの戦略が読まれてしまってはイニシアチブが取りづらくなってしまう。だがいつまでも取っておいてはダメージレースで後れを取ってしまい勝機を逃しかねない。
そこでいくつかの状況別にどうプレイするかを挙げてみた。
何かの参考になれば幸いである。
・先行の場合
大抵の場合は最速で出したほうが優位に立てる。アグロ同士だと先に押し切ったほうが動きとしては強いし、対コントロールなら打ち消しを打たれるかもしれないがとにかく相手にテンポを取られないように立ち回ること。ドローソースを序盤に使わせないことがカギとなる。ミッドレンジに対しては手札次第なところもあるが、どちらにしろ除去は飛んでくるので《呪われた者の王》はタフネス3もあり牽制役としては適任だろう。(《踏みつけ》で落ちず、1枚目の《税血の収穫者》でも除去できない)
白相手には返しのターンで《粗暴な聖戦士》、《スカイクレイブの亡霊》、《骨化》など追放タイプの除去が飛んでくることを前提にプレイしていこう。
赤で採用されているダメージ呪文には2点のものが多いので《呪われた者の王》を優先的に出した方が良い。たまに《批判家刺殺》などが飛んでくる可能性があるので注意しておこう。
緑や青は除去がない場合がほとんどなのでロードは唱えられるときに唱えても問題ない。ガンガン押して早めに決着をつけよう。
・後攻の場合
アグロ相手でもコントロール相手でも3ターン目で出すのはかなり危険である。返しのターンで相手は4マナある状態なので、除去+クリーチャーの2アクション若しくは全体除去などを打ってくる可能性が非常に高い。
なるべくこちらも《墓所破り》でドローする態勢を整えておくか、《穢れた敵対者》など単体で厄介なクリーチャーを揃えておきたい。
頭数が足りていれば《全軍突撃》を構えておくのも良いだろう。
4,5ターン目にプレイする場合《死の男爵》の接死付与が優先されることが多い。威迫付与は決まればラッキーくらいで考えておこう。
あえて書かなかったが黒相手ならほぼ確実に除去が飛んでくるので忘れずにケアすること!(ロードだけに頼り切ったプランを立てない)
・余談
「ジャンプスタート2022」において、日本人イラストレーターによる別イラスト版が存在する。ゾンビ感は薄れてしまったものの(王)コレクター必見のアイテムだ。アンコモンなので比較的手に入りやすいのもうれしいところ。
・まとめ
タフネス3はやっぱり偉大
威迫付与は意外と強い
勇者→肉裂き→王が決まれば宇宙
それでは良いゾンビライフを!
次回はお待ちかね(?)の《死の男爵》の予定です。
(次回以降はスペル紹介していこうかなと思ってます)
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