発達障害の何気ない会話風景。

ショートver.

喋る力を、つけようと

思ったことを家で母に向かって言う練習してる。
たびたび論破される事が嫌いで

思いついたことをそのまま
口に出して言うっと
言うことを今までして来なかった。

故にじっくり考えては

「こう言われるやろうな。」と
結論を付けて1人で納得して喋らなくなる。
喋る時は長時間考える事で
ワンテンポ遅れて返すという習慣になってしまった。

そんな日常の会話の一節である。


母は出かける準備してマスクをした。

「僕が行くよ?」
『ならお願いするわ〜 』

と言い母はマスクをつけたまま家の事を
していた“だけ”。

ぼくは着替えるために
いつも見たいに決まった場所に
掛けてあるジーパンを取りに別の部屋に。

あるはずのジーパンがない?!
「ジーパンどこに直したん?!
なんで勝手に片付けるん?」
続けて

「ジーパン履いてもう出るなって、言うわけ?」
と、言いそうになった。グッと堪えた。

ぼくは続けざまにボソッと
「いまマスクせんでええやん。」言い。

「なんでそんな他人みたいな振る舞いするん?!」って言いそうになった。グッと堪えた。

いまそんな細かいこと言わんでええやん。
と自分でつっこんだ。

自分のこんな考え方する脳が大っ嫌い。
いっその事もう喋る力なんかいらない。


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