最悪の一年

　2023年は自分の人生の中で最悪の年だったと思う．悪いことがめちゃくちゃ起こった．運が悪かった，環境が悪かったというよりかは自分が悪かった．自分の悪いところがそのまま反映された1年だったと思う．

　まず1，2月，ここで起こったのは彼女との別れ．最終的に自分から振ったのだが，この時点では未練もあった．気持ち的に一緒にいることに疲れていて別れることにした．あと携帯を無くしたり画面割ったりした．

　3月はずっと働いたほとんど休まず朝から晩まで働いた．この月はそんなに悪いことは起きなかったけど携帯また割れて40度くらいの高熱と腰痛に2日くらい苛まれた．引っ越しのバイトで限界が来たんかなって思う．

　4月，大学を留年する．留年が確定していたのはもっと前からだが，正式に留年していた．自分が悪い．
　ここで車が欲しくなる気持ちがピークを迎える．夜中に飲みに行って朝から大学行けなかったり，目先の娯楽を優先したり，そんな生活してるから夜あんまり寝れなくて寝坊したりしてた．

　5月，親に内緒で車を納車する．大阪で納車したのだが下道で岡山まで帰る際オービスに引っかかる．罰金と講習料7万円＋1か月の免許停止（講習を受けたから1日に短縮）．この7万円でなにができただろうか．悔やんでも悔やみきれない．車を納車したことによって得られた学びは結構多くて，まずとにかくお金が掛かる．購入した車もマークｘというセダンタイプの車で14年落ちで税金もそこそこ高い．燃費も10キロほどでそこまで良くなかったのでだいぶ金を食われた．車の納車も1人で行った，車庫証明とか印鑑証明とかいろいろ知れた．

　6月，車買ったことが親にバレる．車庫証明は実家だったのでオービスに引っかかったはがきが実家に届くことで親にばれてしまった．ここで車を売るか大学を辞めるかの選択を迫られ少し迷ったがさすがに車を売ることを選択する．車で色んな所行ってぶつけまくった．あほだった．

　あといつの時点か覚えてないのだが，ブラックリスト入りも果たした．wifi代の滞納だ．

　このあたりでなんか，悪いこと起きすぎじゃね？と気づく．迷信とかを言い訳にしたくはない（物事には必ず因果があると思ってる）から自分が悪いんだろうなと．まあ誰から見ても自分が悪い．だらしなさ，詰めの甘さが結果として返ってきてるなって．自分を変えようと思った．

　そこでまずは生活を変えることにした．部屋があまりにも汚かったので，大掃除をしてとにかく物を捨てた．最終的に家具は3つくらい捨てたし，ゴミ袋7袋ぐらいのものを捨てた．2023年起こった悪いことと縁を切るような気持ちで．贖罪のつもりじゃないけど隅から隅まで汚れをこすった．1，2か月かけて片付けと掃除をした．文字通り今までの自分と「かたを付けた」．部屋の綺麗さは精神状態を表すとよく言うがそれを実感できた．部屋の物を捨てると物が散らかりようがないから片付くし，本当に必要な物がわかるし，探す手間が省けた．あんま好きな言葉じゃないけどQOL爆上がりした．

　あとはタバコも辞めようと思った．これは経済的自立が出来てないのにたばこを吸うのは筋違いかなと思ったから．正直娯楽の1つなら別に吸っててもいいと思うけどもう1つ理由があって．今使うお金って将来使うお金と比べて絶対価値があると思ったから．例えば同じようにお金掛けて何かスキルを得たとした時に使える期間が長い方が絶対得やから．だから，1日でも早く多くのスキルを身に付けるべきやと思う．何気にタバコでロスしてる時間って膨大でこの前はたばこ吸いに行ったらバス乗り遅れてもう一回運賃払った．2500円．そういった理由で一旦やめることにした．覚悟を示すためにも4万円で禁煙外来に行った．一旦なのはまた喫煙者になりたいと思ってるから，利害を理解して論理的に辞めた方がいいと判断したけど気持ちはもうたばこに魅了されてていつか成功してお金があり余ったときにまた吸おうかなと思う．あと引っ越しのバイト行くとき．相性があまりにも良すぎる．

　1年というか半年間やけど後半もまあ悪いこと何個か続いた．11月，12月くらいからはちょっと生活が好転していったに連れて悪い出来事ことが減ったと思う．最悪の年と言いつつ楽しいこともいっぱいあって充実した1年ではあった．当たり前のことを当たり前にすることの大切さを知れた．

　2023年，ひどい年を経験したからこそ2024年は悪かった部分を治してよい年にしようと思えた．失敗を失敗で終わらせずにしっかりと成長に変えていこうと思う．