CAD/CAM冠

久しぶりに歯医者に行った。特に歯が痛かったわけではなかったのだが、1年半ほど歯医者に行ってなかったため、予防も兼ねてクリーニング目的で行ったら虫歯が見つかった。
歯と銀歯に隙間ができており、そこから虫歯が進行していたのだが、神経を抜いていた歯であったため痛みもなく気づかなかったのだという。やはり歯医者には痛みがなくても定期的に見てもらった方がいい。
治療はというと、被せていた銀歯を一度外し、虫歯を治療したあと、今度は銀歯ではなくCAD/CAM冠という白い被せ物を被せた。
CAD/CAMとはComputer aided design/Computer aided manufactureの略で、歯科以外でも様々な分野で使用されている。3Dカメラで治療箇所をスキャンし、コンピューターで被せ物の設計、加工機でブロックを削り被せ物の製作をつくるため、型取りをする必要も無くなった。
出来上がったCAD/CAM冠は患者の歯の色になるべく近い色でつくられるため、銀歯よりも目立たなくなる。
プラスチックを使用するためセラミックよりも強度は落ちるが、令和2年度から第一大臼歯(6番目の歯)と第二大臼歯(7番目の歯、いわゆる奥歯)以外は無条件で保険適用となった。上記2つの歯も条件を満たせば保険適用となる。
これによってセラミック冠だと1本10万円以上するところが、10/1ほどの値段で治療することができる。
年齢を重ねるに連れ、歯の重要性に気づいてきた。いつまでも楽しく食事をするため、そして審美的な意味でも歯のケアは大切にしたい。

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