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『カム』vol.20発刊&文学フリマ大阪

こんにちは。文芸同人誌『カム』です。
今まで使っていたブログが諸事情により更新できなくなったため、noteに引っ越してまいりました。
はじめましての方も、長いお付き合いの方も、どうぞよろしくお願いします。

さて、9月に新刊vol.20を発刊することができました。
総ページ数152ページ、なかなかの分厚さです。
収録作品6編をご紹介します。

宮内はと子「みわの光」
コロナまっただ中のスーパーマーケットで繰り広げられる、横暴な幼なじみとのノンストップバトル。

早高 叶 「鳥玉響」
人を殺してしまった女の、その後の人生とは。童謡「かなりや」を通奏低音に、怪奇幻想の味わいを。

宮城芳典 「サイドストリート」
喫茶店の常連同士、程良い距離感で紡がれる物語。都会の片隅のやさしさと切なさ。

中山文子 「文明のおわり」
女子大生トモカ、パパ活中。彼女が夢見る「物質文明の終わり」とはいったい?

田中一葉 「鴨子、雲にのる」
父が死に、生き別れていた妹・萌子がやってくる。戸惑いながら迎える鴨子の眺める空には、雲が。

釈 行成 「ひとつまみのスケープゴート」
墓石に刻まれた戒名をめぐる秘密。生きることの苦しみと輝きを描き出す。

どれも読みごたえたっぷりです。
もしご興味を持っていただいたら、通販でお買い求めいただけますので、どうぞお気軽に。
(『カム』同人・早高のBOOTHサイトで販売しております)


『カム』は通販だけでなく、文学フリマでもお手に取っていただくことができます。

去る9月25日、文学フリマ大阪が天満橋にて開催されました。
『カム』も出展いたしました。
こちら、過去最高の人出だったとのことで、『カム』も、新刊・バックナンバーともに多くの方にお買い上げいただきました。
メンバー有志の掌編小説と俳句を載せたフリーペーパーを配布しましたが、こちらもたくさんお読みいただけたようです。
大変嬉しいことです。

文学フリマ大阪にて

今年はこれ以上の出展予定はありませんが、来年はまた頑張りますよ。
文学フリマ大阪はもちろん、もしかしたらほかの地の文学フリマにも遠征するかもしれません。

どこかでお目にかかることがあったら、どうぞよろしくお願いいたします。




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