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    ウイングアーク1stのエンジニアによるテックブログです。 アーキテクトを担うITエンジニアメンバー(社員)が、かわるがわる「ものづくり」のナレッジやそのソース、TechのHowToを発信します。

最近の記事

bluez-dbus を使って BLE デバイスを利用してみる

Bluetooth Low Energy (以下、BLE と略記します)のセンサーや機材からデータを取得することは多いのですが、今まで敢えて選択してこなかった Java を使っての実装機会があり bluez-dbus というライブラリを使いました。若干、悩ましいポイントがありましたので、使う上でのポイントを書きたいと思います。 はじめになぜ Java での実装を行ってこなかったかというと、私の守備範囲においては Java であることの必然性がほとんどないからです。 タブレ

    • 2023年にハマったあれこれについて

      新しい一年を過ごす上での注意喚起として、昨年中にハマってしまった事案を幾つか挙げていきたいと思います。 マルチゾーン対応ToF測距センサーがESP32では動かないハマり度: 中 そもそも、ToF(Time-of-Flight) 距離センサーを利用されているでしょうか? 距離を測ることで検出対象の量や、映像で検出したオブジェクトの大きさを推定するのに便利に使えるため重宝しています。 ある案件で水位を計測することになり、ToF距離センサーの出番となりました。せっかくなので

      • Flutter on DesktopからGPIOを利用する

        普段はSingle Board ComputerやMCUのGPIOを使ってアレコレするのですが、ちょっとしたことをする場合に、手元のWindows機でGPIOを利用したくなることがあります。 今回は、そんなことをFlutter on Desktop(Windows)で実現する場合の対応について書いていきたいと思います。 GPIOの生やし方WindowsマシンでGPIOを利用するためには、FTDI社のUSBシリアル変換のICの中でBit-Bangモードを利用できるものを使うか

        • Jetson Xavier NXのGPIOを使ったパルス速度を100倍速にしてみた

          IoTで用いるエッジコンピューターとしてはRaspberry Piが定番ですが、画像処理を前提とする場合はNVIDIAのJetsonシリーズの利用が多いのではないでしょうか。 今回はJetsonシリーズのなかでも、価格性能比の高いJetson Xavier NXでモーターを回した際に調べたGPIOについて書いていきたいと思います。 モーターステッピングモーター エッジコンピューター側でセンシングした結果として、物理的な動きをさせたい場合があります。そんな時、オープンループ

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