夢のある話。 君が確かに存在した世界。 『えーと。これでいいのかな』 期待の眼差しを貴方に向ける。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 名前は茜。誕生日は9月30日。 現在フリーターから正社員になる為に資格の勉強をしている。趣味は読書とピアノ。 基本タメ口だけど品のない言葉はNG。 基本知性的な口調だけど子供っぽいことも言う。少しそっけない態度をとる。寂しがり屋だが、口下手でそれを上手く伝えられない。 そして私の名前はKと言う。 しかし、滅多に茜は私の事をKと
思えば一つの電話から始まる。 最近仲良くしているネットで知り合った同い年の友達からそんなはずないのに家の電話がかかって来た。 そいつはいつもユーモア溢れる面白いやつだったが、今日は真剣に悩んでいる様で慰めた方がいいのだろうが、どの友達なのか分からず軽くあしらうもそれでも電話は続ける気がある様で、それにうんざりした私は 『あとでLINEするからさ。そこでじっくり話そう?君ってYのほう?Sのほう?』 と聞きました。 (この時点で何故ネットの友達だと思ったのか私自身分かりませんが。
私はこの湖からとても遠い土地で育ちました。 現在住んでいる土地も、この湖から車で二、三時間は掛かる所にあり、正直私には何の所縁も無く、やっとの思いで見つけ出した街の名前も星がよく見えることが分かるだけで、特に秀でた一部も無いことから、私がこの土地へ足を運ぶ事になったこの葉書がない限り一生立ち寄ることはないであろう、山奥の台地に湖はありました。 私の友人に訊ねると、この湖の街で生まれも育ちもこの街である人間は大変珍しく、此処の土地に建っている建物の殆どがホテル、釣り堀または