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何もできなかったけれど、2周年を迎えた6月・・・それよりも、今日・・・【KOZUKA 513 shop paper vol25 2021/6】

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たびたび鴨川に波乗りに訪れていた僕らは ある日偶然に 大山千枚田に出会った
海の鴨川しか知らなかったので 里山の豊かな風景はとても新鮮だった
「こんな景色を見ながら暮らすことができたなら どんなに素敵だろう」そう思った
 
カフェやゲストハウスをしたいという夢があった
たくさんのカフェを巡り 僕たちが作るのならこんな店 と想像を膨らませていた
 
そうして鴨川大山地区とカフェ&ゲストハウスが結びついた
 
大変なのは土地・建物探し そう簡単にカフェを始められるような物件がある訳もなく
僕たちは市街地図を買い込み およそ考えられる土地や建物を見て回った
今は使われていない牛舎をカフェに改築するのはどうだろう そんなことも考えていた
糸口が見つからないまま夢がしぼみかけたとき お世話になっていた方から
「古民家が売りに出るよ」という情報をいただいた
長狭街道から一本旧道に入り 茅葺屋根をトタン瓦で包み込んだ昔ながらの佇まい
住む人もとうになく古びてはいたけれど 心が惹きつけられる そんな建物
僕たちは ここで夢を実現させようと決めたのだ
 
2019年6月3日 僕たちはCAFE&GUEST HOUSE「KOZUKA513」をスタートした
その年の9・10月は房総半島を台風が襲った
ようやく1年たった去年2020年6月 新型コロナウィルス それは今も続いている
それでも僕たちは3年目の夏を迎えたのだ 「石の上にも3年」目
まだまだやってみたいこといっぱい 知りたいこといっぱい の3年目のスタートです
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いろいろ書きたかったけれど・・・

今日、看板犬だった共同経営者の愛犬が亡くなった。
彼をすぐに家に帰した。見取ることは叶わなかったけれど、それでも少しでも早く、長くそばにいてあげたいだろうし。
今日は宿泊客がいるので、自分は一人店にいる。
その犬を長野のブリーダーからもらい受けるときに、自分も彼と一緒に行ったのだ。生後間もない頃から関わってきた子だ。
飼い主夫妻が旅行に行くときは自分が泊まり込みで世話をした。そんなことが何度もあった。「3番目の飼い主」を自負していた。

明日は宿泊客のチェックアウト後、カフェは臨時休業にして犬に会いに行く。

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