見出し画像

記事はいよいよ2023年 KOZUKA 513は開店して4回目の正月を迎えた【KOZUKA 513 shop paper vol45 2023/01】

今年、2023年の年明けも、やはり新型コロナの渦中だった。2022年2月に始まった他国への侵攻という世界を震撼させた出来事も解決の糸口が見えない中での年明け。なんてきな臭い世の中になってしまったのだろう。

不意に思い出したのがこの歌だった。ちょうど60年前の歌。坂本 九が世界最悪とも言われる航空機事故で亡くなったのが1985年。亡くなってから26年を経た2011年の東北地方太平洋沖地震(東北大震災)の復興キャンペーンに使われていたことが心に残る。
2021年12月のショップペーパーで取り上げた“WHAT A WONDERFUL WORLD” 「この素晴らしき世界」にしても、「上を向いて歩こう」にしても、不安の漂う気の滅入るような時代には、シンプルに人の弱さを救ってくれるような歌が胸に沁みる。

**********
令和5年 2023年 癸卯(みずのとう)
新年あけましておめでとうございます
 
上を向いて歩こう涙がこぼれないように 思い出す春の日一人ぼっちの夜
上を向いて歩こうにじんだ星をかぞえて 思い出す夏の日一人ぼっちの夜
幸せは雲の上に 幸せは空の上に
上を向いて歩こう涙がこぼれないように 泣きながら歩く一人ぼっちの夜
(『上を向いて歩こう』作詞:永六輔 作曲:中村八大)
 
坂本 九の代表曲であるこの曲が
『SUKIYAKI』として米ビルボード誌の週間1位を獲得したのが
60年前の1963年
その後たくさんのアーチストによってカバーされたし
3.11 東日本大震災の応援ソングとしていろいろなメディアで
取り上げられもした

「上を向いて歩こう」
とてもシンプルで抽象的なメッセージではあるけれど
そのメッセージに元気づけられ勇気づけられた人がどれほどいたことか
「上を向いて歩こう」
世界のあちらこちらがきな臭く いつそれが終わるのか先も読めない日々
改めてこの歌がいうように世界中の人々がうつむくことなく上を向いて歩き
でも雲の上や空の上なんかじゃなく現実世界の幸せをその手にできたらいい
 
「癸」は大地を潤す水の恵み
「卯」は生命の終わりとともに新たな命の始まり
飛躍や成長の年だという
その飛躍と成長を 世界中の人々が等しく実現できますように
そんなことを思いながら迎えた 2023年
**********

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?