ネタバレ・アドバイスコメの行動原理は「善意」ってよく言うけど実は「●●●」じゃねーかって話をまぁ聞いてくれ

どうも赤津きんたろうです!
TwitchやYoutube、ニコニコ生放送でいちリスナーをやっています!
私の記事は、しがない「いちリスナー」から見た、配信のあれこれについて思った限りに書きなぐって自分が気持ちよくなるNoteを書いてます!

そんな中で何か一つでも参考になるものがあればと思い、手短にですが「これってこうだよね~」というのを書き連ねて行きたいと思います!

さて、本日のお題は「ネタバレ・アドバイスをしたがる人の行動原理とは何か」です。


そもそもこの話をネタに記事を書くっていう行動の根底には、いちリスナーをやってて「何でネタバレNGって言ってんのに、どいつもこいつも不必要なネタバレ・アドバイスをしたがるんだろ」って不満があるからですね。
「俺だって黙って見届けてんのになんで横から急にでてきたこのオッサンは平気でルールを破るんだ」ってヤツです。
そこで、ネタバレ・アドバイスに関しては「善意から行われる」とよく言われる事について凄く違和感を感じたので自分なりに考察してやろう、って思ったワケです!

では早速、管巻いていきましょう!
………の前に。

大前提:ネタバレ・アドバイスNGの所に限った話だよって話

「ネタバレ、アドバイスって配信者、リスナーの大半が迷惑する行為なのでとにかく原則控えましょう!」
と、ズバリ言ってしまうと「リスナーと共に考えを出し合って進めたり、ある程度教えて貰いながらテンポを重視して進めていく配信」を否定する事になっちゃうのでそれは良くない。
そことは分けて考えるのは大事ですね!

あとはネタバレ・アドバイスの範囲って人によって様々で、説明書の内容でも「アリ」って人もいればそれも一切「ナシ」って人もいます。

その是非についてはこちらの記事で語ってます、併せてどうぞ!

あくまでここでは「ネタバレ・アドバイスはナシの所」で限定します。

「ネタバレは善意から行われる」って本当にそうか?って話

そもそもの話。
大概の不要ネタバレ・アドバイスおじさんって、当人的には悪気はないんですよね。
というかネタバレ・アドバイスコメントの99%は悪気はないんですよね。
まずはここを抑えましょう。

だけど、悪気がない=悪くない訳ではない、ってのも同時にミソです。
簡単に言えば「余計なお世話」、配信者からしても、黙って見守っているリスナーからしても不要なネタバレやアドバイスって「冷める」んですよね。
配信のその後にある魅力を奪ってしまう可能性が高い。

要は、ゲームだったらネタバレがなければ気づいた時に「うおおおおおおお!」と感動が起きるのが、ネタバレされてしまうと「ふーん」の一言になってしまいいざそのシーンになっても配信者が感動することはない。
つまり、コメントしてる側は善意のつもりでも、受け取る側からしたらメチャクチャ邪魔で冷めるんでネタバレ・アドバイスって基本は嫌がられるってワケ。

こちらも併せてどうぞ!

で、「善意」から来るってのにもより疑問符を抱くワケです。

何故ならネタバレ・アドバイスの大半は「相手が本当に欲しているか」って事は考えられずにコメントされている。

ここが一番の「善意」から来るものじゃないよなって意見を出すポイントなんですよね。

本当に心の底から善意があるんだったら「アドバイス要ります?」とか、相手が必要としているかどうかの確認を「最初に」行うはずじゃないか?って思うワケ

です。本当に相手の為を思う行為だったらまずは相手が必要とするかどうかとかぐらいは一度考えますよね???

(って言って、相手の気持ちを考えようって発想が基本出てこないってのは自分も含めて99%のコミュ障おじさんが抱える「コミュ障である最大の原因」なんですけれどもね(涙))

だけどそういう確認行為は行われない。それって、そもそも元から「人の為の行為じゃない」からじゃね?ってワケ。

実際、上記の通り基本ネタバレ・アドバイスおじって99%、確認は取らない。その背景には以下のような思考バイアスがあると考えます。

不要なネタバレ・アドバイスって「ヤキモキする気持ちを解消したい」「知識をひけらかしたい」っていう「自分が気持ち良くなりたい想いを善意って大義名分で正当化してる行為」ではないか

まずは上記の通り、善意…に見えて確認を取ろうとしない、ルールを見ない、この人は何処までがOKなのかを考えようとしない確認しようとしない時点で「配信者はこの情報を欲してるだろうって【自分で勝手に】思っているだけ」という図式が成り立ちます。
「このコメントは必要に違いない」って無意識に考えてる、思考バイアスが発生している。
「もっと上手くやれればこのゲームは楽しいはずだ」
「これを知ればもっと上手くやれるはずだ」
と、当人が勝手に思っているだけ。

つまり不要なネタバレ・アドバイスって突き詰めると「その人の為」じゃなくて「自分の為」にしてる行為になるってワケ。

あんまりにもゲームに手こずってると、特にそのゲームを知ってるとついつい何か言いたくなっちゃうんですけどね、それは分かります。

「このゲームそういう遊び方じゃねぇんだけどな」とか
「もっとスタイリッシュでカッコイイゲームなんだけどな」とか。
「この先のコレ取ればもっと楽になるんだけどすげー苦しそうだな」とか。

だけどそれって、自分のプレイ体験と照らし合わせて「この体験は良くない」って自分一人で勝手に思ってるだけの事なんじゃないかって話

なワケです。だから…

結局はネタバレ・アドバイスって「テンポ悪いの見てると【俺が】イライラするからこのコメントで早く何とかしてくれよ」って騒いでるのと同じことではないか?

これが不必要なネタバレ・アドバイスの本質であり、それらのコメントに潜む「本音」なんじゃないかなと思います。

だから…

大結論!ネタバレ・アドバイスは「他人の為」じゃなくて「自分の気持ちを解消して欲しい」っていう「自分の為に他人を動かしたい」思いから行われるって話

これが結論なんじゃないかなって話なんですよね!

究極、配信の現状を見て「気に入らない」って気持ちが根底にあるワケです。だからそれを「解消したい」って想いが発生する。だけどリスナーは言うだけしか出来ないんで「それを解消したい」と思ったら「言うしかない」から不必要なネタバレ・アドバイスが行われるってこと。

だから全ての始まりは「自分がモヤモヤするっていう自分の為」ってワケ。だからネタバレ・アドバイスおじって断りを入れない人が99%になる。

何故ならそれは「自分の為」だから。「善意じゃなくて自分の為の行為」なんだから、「そもそも相手の気持ちを考えるなんて思考工程は存在するハズがない」んですよね。

不必要なネタバレ・アドバイスマン、教えたがり妖怪の本質って結局これなワケです。

しかし、そうなると疑問が一つ。

でも、じゃあ何で「善意」みたいな大義名分が常に上がるのか?

という事についてです。
自分の為のことであるのが最初なら別にそれもそれで良いじゃないってこれを書き始めようと思った時には思ったんですが、じゃあ何で「配信者の為に言ってる」とか「善意」から来るって話みたいになるんだ?

ってことです。
私もこの考察をする前は、やんわり丁寧に言ってるネタバレ・アドバイスコメントは確かに善意なんじゃないかなって思ってました。
どうしても見かねて言ってるんだなーっていう感じ。だけど、よく考えたら見かねて言ってるのはその人の都合であってその配信の都合ではない。

この行為は恐らく「自己欺瞞・自己正当化」の心理が根底にあるからではないか?

と、私は考えます。
自己欺瞞とは自分自身でその行為の本質の認識を捻じ曲げ、例えばネタバレ・アドバイスだったら「本当は単に自分の為に他人を動かしたい」のが「その人の為になると思って言っている」みたいな「他人の為」って大義名分が本質であると認識してしまう行為のこと、だと思います。
(私は専門家じゃないので詳しいことはわかりませんが)

で、じゃあそんな事をして一体何の得があるんだ?って話なんですけれど。
チャットGPTくんに聞いたところ、大体こんな感じの答えが返ってきました。

  • 人間関係を維持できる

  • 他人を自分の思うように動かしたい場合「善意」からになると断られ辛い

  • 行動を正当化できる=自分は悪くないって思える

  • ヤキモキやイライラ、不安やストレスを置き換えて軽減が図れる

  • 他の「自分が思うクソなヤツと自分は違う」と思って安心できる

こんな感じです。
確かに、こう見ると「不要に敵を作らない」とか「自分の行動が正当化されるので白い目で見られにくい」と言ったメリットが多く見受けられます。
社会やコミュニティに溶け込む、馴染む、その逆に弾かれたり嫌われたりしないようにしたい、というのは人間の基本的な欲求ですので、その事それ自体に大きな価値があります。つまりそれが目的と言っていい。

じゃあ逆にそのバイアス・覆い隠しを取っ払った場合を考えてみましょう。

例えば「見ててイライラするんで早く進めてよ、それ●●したらいけるから」ってコメントしたらどうなるか。

  • 人間関係が即座に悪化する。配信者及びリスナー全員から敵視される。

  • 配信者はまず聞いてくれない。自分の思うように動いてくれない。

  • 自分が「悪者」になる。自他共に責められる。

  • イライラしている事を自分で認める事になり、余計にイライラする。

  • 他の「自分が思うクソなヤツと自分が一緒」と思わされる。

これらの悪影響がありますね。
っていうか上記の言い方をしたら一撃でBANされても仕方ないワケです。

つまり、そんな言い方をしたら即座に界隈一体から締め出されるし、大勢の敵を作ってっしまう。

加えて最も大事なポイントで「自分で自分に対する不満やストレスを貯めてしまう」。自分がクソなヤツと認める事になってしまう。

前者もそうですが、後者の「自分がクソなヤツ」と認めることになってしまう事って人間の自尊心にメチャメチャ大ダメージになるんですよね。
「俺はそんなクソなヤツじゃない」っていう。
また、不必要なネタバレ・アドバイスを行う人を配信者が咎めるシーンもよく見てきましたが、大半が「謝ることもなくその場を立ち去る」ことが殆どでした。
こう言われたヤツがどういう行動に出るんだろうと思って、興味を持ってXのアカウントを探ったりするんですが、X(旧witter)を見ると自分を正当化する為のお気持ちポストしているケースも多かったです。
それくらい…

人って「お前が悪いんだ」って言われるのって、それを認めるのって「メチャクチャ苦しい事」なんですよね。

人って「お前はダメなヤツだ」と言われ続けるとどうなるか。
ほぼ8割がた、心がぶっ壊れるってワケです。

んで、その事って他人から言われる事はもちろんなんですけれど、自分自身で「自分で悪い行動を取ってる、自己中心的な行動を取ってる」感じる時にも働くらしいんです。

人間って、クソなヤツを見るとムカつくじゃあないですか。そして、誰もが「俺はそんなクソなヤツと同じじゃないって思いたい心理」を抱えてる

らしいんですよね。
誰に言われようが誰に言われまいが、それは「自尊心」とか「自己肯定感」から来るものらしいです。

だから、人間は自分自身で心の底で思ってる事を大義名分で捻じ曲げてしまう、自分でも分からないように。分かるとストレスになってしまうから

という事らしいんですよ。
また…

人間って「自分自身の欲求と、自分が持つ正義感・価値観が相反している時」に凄く不快感を覚えるらしい

んですよね。
ここが赤津的には「そうだな~」と一番思うところで、なんか配信見ててもヤキモキしちゃうと凄く気になっちゃってしょうがないことがあるんですよね。
で、それに囚われてしまう。

そのカラクリって実は「この配信はネタバレやアドバイスは必要ない」っていう自分の正義感・価値観と、「もっとスムーズにゲームを進めて貰いたいから早くこの事を知って欲しい」って言う自分の欲求が、自分が気付いてない部分の心の中でケンカしてるからじゃないかって思うワケです。

その心の中でケンカが発生してメッチャストレスを感じてる。「解決しなければもうストレス過ぎてしょうがない」って思うから解決しようと行動に出てしまうのではないか。

人間の心って、自分で感じ取ってる部分は「表面」の部分だけで、大部分は自分でも気付かない、見えない部分で動いているもの

らしいんですよね。
だから「そんな自分の事が分からないことってある?」ってのがメチャメチャ起こるワケですよ。

さてさて、しかし話を戻してそうなると完全に不必要なネタバレ・アドバイスもまた「善意」から行われるっていうメッキは剥がれる事になります。

つまり、不必要なネタバレ・アドバイスはどう言い繕っても「自分の為に配信者を動かそうとしてる行為」以外の何でもないよねって話になるワケ。

重ねて言いますが配信者がネタバレ全然OK!って言ってる配信は別です。
または「配信者が求めた場合」とか「ここまではアリだよって配信者が明記・名言してる場合」も別です。
或いは「ちゃんと断りを入れた場合」もです。

まぁ実際、断りを入れたり確認をしたりしてる場合でも「ネタバレ・アドバイスをしよう」って最初に思う心理に関しては実は同じな可能性はありますけれどもね。

だけど相手の合意を得るって工程が挟まってるから個人的には「それって全く別の行為じゃね?」ってなるワケです。

そして、何度も言いますがネタバレ・アドバイスがNGの所でそのコメントをするのは基本的にその配信では「悪」です。何故なら冷めたり配信者が困ったりして「配信クオリティ」が下がるんで。

この図式は想像以上に理解されてないなーと思ってるんですよね。

例えば「説明書の内容は全然アリだろ!なんでダメなんて所があるんだよ!」とあるリスナーが思ったとしても「その配信ではその情報は邪魔」なら発信してはいけないって話になるワケ。

何故なら例え大多数の人がそう思っていても、それは「その配信ではその情報は邪魔」って話で、「今はその配信を見てるでしょ」ってこと。

結論的にここが一番言いたいんですよね。
言い換えると「大多数がそう思ってようが何だろうかルールを決めるのはお前じゃなくて配信者なんだよ」ってこと。

配信者が定めたルールって、その配信者が自分の配信を面白くする為に、配信をし易くする為に定めたルールなんで、それは厳守すべきもの

だと思うんですよね。
(私はルールについて不満を言われた配信者さんがそう答えてるのを見て、なるほどーと感じましたしルールを破る輩が本当に横から見てて鬱陶しいなーと思ってます)

だけど困ったコメントをする輩に限ってルールは読まない。しかもそういう存在が許容されているケースが多い。

これ、現状の配信界隈において一番良くない空気だなって思うんですよね。
個人的にはルールを確認しない輩はどんどん弾かれて痛い目を見るべきじゃないかなって赤津的には思うんですよね~!
そうすると「まーたネタバレおじか」みたいなのが少なくなる。

全体的に「配信リテラシー」って奴はまだリスナーしかやってない人間の中では定着してないのかもしれませんね。
実際、自分だってそういうのを意識するようになったのは、半年くらいしてお気に入りのチャンネルが出来て、お気に入りのチャンネルでルールを破るヤツがいるとウザいなムカつくなーって思うようになってからですね。

だから、配信者さんはルールに関してはもっと発信しても良いんじゃないかなーって赤津的には思います。
思うし、やっぱり売れてるVtuberさんなんかはどっかしらでそう言う事に関して発信をしてます。
発信してるし、これ興味深いなと思うのは「大体、最終的に言う事は似てる」んですよね。

「他所は他所、ウチはウチ。ウチのルールはウチなりにウチの配信を楽しくする為のものだからウチでは守って」

って感じ。
配信って個人売店みたいなものかもしれないなって最近思う赤津です。
チェーン店じゃないから店共通のルールなんて存在しない、って思った方が良いのかもしれませんね。

では皆さん良いリスナー&配信ライフを!

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