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わたしのやりたいこととは。

わたしは、挑戦をしない子だった。

子どもの頃、自分がやりたかったことといえば、
お店やさんでラッピングする人。

単純にラッピングをしてるっていうのが
楽しそうだったから。
可愛らしいお花屋さんとかパン屋さんとか
そういったものではない。

きっちり何かやることが好きだったのかもしれない。
ぴっちりラッピングをしている人が
すごくかっこよく見えたのかもしれない。

でも、今振り返ると、本当にそれがやりたいものや
なりたい姿だったのかどうかは、
正直言ってわからない。

親の安定思考や、失敗はいけないことだ
という先入観から
失敗をしないために挑戦をしない、
という思考になっていったように思う。

その結果、失敗しなさそうなもの、という考え方は
きっと無意識に入っていたのだ。

そんなわたしが大人になって、
仕事をしていく中でも安定思考はご健在。

失敗しないために、を念頭に動いていたように思う。

でも、子どもを産んで、
自分自身のことを考えていく中で、
だんだん自分がやりたいことが見えてきた。

それは、どう考えてもわたしにとっては挑戦で。

そう思って過去を振り返ると、
わたしはきっとずっと挑戦したかったのだと思う。

失敗をおそれるがあまり、やりたいことへの
ブレーキをかけすぎていただけ。

わたしがいま一番伝えていきたいのは、
自分は自分でよいということ。

だけど、変わることもできるということ。

それを体現できるような人になれたらいいな。

これがわたしのやりたいこと。
これがわたしの挑戦。

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