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【好きなもの100個発見伝】#5 精油が好き

5つ目の「好き」は、精油
間が空きすぎてもはや書き方(書き方のルール的な)も忘れてしまったけれど、んなこたどうだっていいんです。私は自分の「好き」を100個書くんです。

精油がなぜ好きか。その理由は3つ。

  1. 今自分がいる空間に存在しない香りを、唐突に出してくれるから

  2. その香りで自分の体の状態が分かるから

  3. その精油のもととなる植物の力を感じることができるから

今自分がいる空間に存在しない香りを、唐突に出してくれる

これを強く感じたのは、1ヶ月中東出張に行った時のこと。国名は挙げないけれども、治安や職場環境など本当にストレスしかなくて(最初の1週間は楽しかったけどね)、毎日よくない刺激に溢れていて、日に日に疲れが溜まる一方でした。
最後10日間くらいはオフィスからホテルの部屋へ戻ると、日本から持ってきたスーツケースに頭を突っ込んで、3秒だけと決めてスーツケースの中の匂いを嗅いでいました。それくらい頭もおかしくなっていたし、とにかくその空間の空気を吸いたくなかったんですね。だから、そこの中で「最も日本が残っている空間」であるスーツケースの中に頭を突っ込んで、僅かにのこる日本の匂いを嗅いで、日々を耐え凌いでいました。

今いる空間の匂いが好きじゃないと、気分も落ちるし体も疲れます。だからこそ、好きな香りを出してくれる精油の小瓶は、私にとって魔法が詰まっているようなものです。

その香りで自分の体が分かる(…時もある)

その出張の体験で痛感したのは、人間は匂いで本当に癒されもするし、しんどくもなるんだなということ。子供のころから鼻がよく効く私は特にですが、目に見えない匂い(…まあ匂いは大体その元が目に見えたりしますが)で気分が左右されるんだと強く感じた体験でした。

帰国後知人のセラピストの方にお願いして、アロマの講座を受け始めたのがスタートなのですが、色々と自分でも調べて香りを集めていくと、好きな香りもあれば、そもそもあまり好みでない香りもあります。でも好きな香りだけ集めたはずなのに、日によって好みの香りが変わるところもまた面白いところ。その精油の特徴や効能などを調べなおして知識と紐付けてみると、色々ブレンドされた香水やオイルでは気付けない、自分の体からのメッセージにも気づけたりするところが魅力の一つだと感じています。まぁ毎回メッセージが分かるというよりかは、なんとなく…ですが。自分の「しんどい」になかなか気づけなかった私にとっては、頼もしいバロメーターの一つです。

精油のもととなった植物の力を感じることができる

全ての精油は、植物からできています。
植物から精油になるまで、さまざまな人のパワーも加わっていますが、何よりもまず植物が精油の始まり。
そして同じ植物から精油を採取しようとしても、葉や茎、根っこ、果実、その場所によって香りもその効能も異なります。また面白いのが、その理由が「その部位(精油にするために蒸留した部位)の本来持っている働きの力が精油に出ているから」。正直、さほどスピリチュアルとかその類いにあまり興味をしめさない人間なのですが、これはとても腑に落ちました。

鼻詰まりに効果がある精油はだいたい茎や枝、幹など「流す」ことを仕事にしていた部位から蒸留されたものだったり、なんか気分を上げたい時に効果がある精油は、果実や種子など、植物にとって、次世代に存在を残すための「エネルギーの塊」だったり。
精油を嗅ぐだけでその力を借りられることがありがたいなと思うし、その植物を作っている地球に感謝したくなる(飛躍しすぎ?笑)のは私だけでしょうか。笑

以上、私の好きなもの五つ目、精油でした。

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