【好きなもの100個発見伝】#4 晴れている日が好き
タイトル通りです。
真っ青な空に、白い雲がぷっかり浮かんでいて、暖かい日差しが射していたら、とても良い気分になります。小さな頃から変わりません。
大嫌いな授業があったり、勉強があんまり間に合わなかったテストの日、提出しなきゃいけない課題が間に合いそうにない日の朝は、きまって大雨警報を望んだものですが、私は基本的には晴れている日が好きです。
誰だってそうじゃない?笑
というような声が聞こえますが、これに関しては私は忘れないようにしていることがあります。
ハルナちゃんの話
私が小学4年生の時、当時すごく仲良くしていた同級生の女の子がいました。
薄いピンクと小花柄がよく似合う、ハルナちゃん。
ハルナちゃんの家に遊びに行って、彼女の家の前で遊んだり、彼女のおばあちゃんにお茶をいただいたのを覚えています。
ある大雨の日、学校の教室の窓から外を眺めて、運動場が大きな水溜りだらけになっているのを眺めて(大雨が降るたびに、「あの水溜りにはカバが住んでて…絵本で見たアフリカみたい…」と思っていたのを今思い出しました)いたとき、私はたまたま近くにいたハルナちゃんに「私雨って嫌いなんよね」と呟くとハルナちゃんは、
と笑顔で答えたのです。
9歳の私は、ふーん、ハルナちゃんて変わってるな〜と思い、親にも「ハルナちゃんて面白くてさ、カエルの気持ちになってんだよ」と話したのを覚えています。
ですがそれから15年以上経った今でも、彼女の一言が忘れられません。
なぜならばこれは、自分が嫌いだからといって、相手やその周りの人(もしくは生き物。私はカエルさんを尊重します)も同じようにそれが嫌いだとは限らないという教訓を、教えてくれるからです。
私は晴れの日が好き。あなたは晴れはそんなに好きではないかもしれない。でもそれは、お互いを否定するものでない。好きを押し付ける必要はなくて、それが好きならそれでいい。ということです。
もうすっかり連絡も取らず、どこで何をしているのか分かりませんが、ハルナちゃんは今も雨の日が好きなのかなと思いを馳せることができるので、晴れの日ほどではないものの、雨の日はそこまで嫌いではなくなりました。
最近について
「好き」を思い出す作業、そしてそれを書き留める作業をして4日目。「スキ」がつけば嬉しく、つかなければなんとなく寂しい。よくないですね。知らない人のご機嫌取りをするために書いているわけではないのに。
ただ、やっぱり「他人によく思われたい」という私がいるのも事実。この真っ白なnoteの世界に来て、発見できたことです。
次の「好き」の発見で、目標の5%が達成されます。じわじわと進めていきます。
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