【好きなもの100個発見伝】#6 みかんが好き
みかんが好きだ。
悩まずにとりあえずふるさと納税ではみかん5㌔を頼むくらいに。
みかんはビタミンを摂っている、という自己肯定感を手軽に得られる、ナイスな食べ物だと思う。
このナイスな果実は大体冬という季節、つまり年の最後と最初の方に食べるもので、私はそれで自分のその年の行いを振り返るようにしている。
どういうことかというと、年の終わり、つまり12月に食べるみかんで甘いものが当たると、「ああこれはきっと今年いいことをしたから甘いのに当たったんだなぁ」と思い、酸っぱいものに当たると「他人には優しく生きてるつもりだけど、知らんうちに誰かに嫌な思いさせてたのかもな。気をつけよ」という風な感じである。
年が明け、1月や2月に食べるみかんでは、甘いものに当たると「今年も優しく生きよう、いい行いをしよう」と思い、酸っぱいものに当たると「うーむ、これを戒めによい人間になろう。ナムナム」と思いながら食べる。
全国のみかん農家さん達が、甘いみかんを作ろうと一生懸命に汗水垂らして作業されているのには頭が上がらないのだが、私の自戒の機会にもなるので、たまーに酸っぱいみかんを入れてもらえると助かります。
書いてて思ったが、別に優しくするのは他人だけじゃなくったっていいよね。
今年からは、甘いみかんに当たったら、自分と他人に優しくなれたご褒美だと思おう。
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