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Nikon D5300 に買い替えた話

最初のカメラの話


子供が産まれる&3年半使って挙動が怪しくなってきたJ1を買い替えることに。
センサーサイズに種類があるということを知り、どうせ買い替えるなら1インチからAPS-Cにセンサーサイズを上げることにした。
Nikon1マウントのレンズが使えるわけでもないがなんと無く次もNikonにすることにして調べてみると、D3300、D5300、D5500、D7100の4機種が現行機種として販売されていた。

その中からレンズキットで6万円台(だったはず)と1番お買い得感のあるD5300に決めた。
レンズは換算200mm以上の望遠はいらないと思いダブルズームではなく、18-140mmの高倍率ズームのキットを選んだ。
単焦点レンズを使うとボカすことができると聞いて撒き餌レンズと呼ばれていたAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gも同時に買った。
結果的にこのレンズばかりを使うことになる。

ミラーレスからレフ機にするという今考えると謎な行動だが、Z6/7もZ50もまだ無いタイミングだったので仕方ない。
振り返るとα6000やX-E2など現在に繋がる選択肢もあったはずだが、キヤノンは肌色がいい、ニコンは見たままの色、みたいなことが書いてある雑なネットの情報を参考にしていたために、キヤノン、ニコン以外のカメラは考えていなかった。
続かなかったニコワンマウント、終末期のFマウントを選ぶあたり先見の明がなさすぎる。
とはいえ2015年時点ではこんなに早くレフ機が終わるとは思えなかったのでこれも仕方ない。(ペンタックスの話はしてないです静かにしてください)

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

キットレンズは高倍率ズームということもあってか、35mmと比べると抜けの悪さが気になり、望遠域が必要な子供の行事くらいしか出番がなかった。
その後、10-20mmという安い超広角が発売され、すぐに追加した。この頃はiPhoneに超広角レンズも無く買う意味が大きかった。

話が逸れるが、10年前はスマホとカメラの性能差が今より大きく、写真が撮りたいという衝動とカメラを買うという行動がほぼ直結していたし、入門機とされるカメラも安く、心情的にも金銭的にも今よりはるかにカメラが買いやすかった。
今は写真に興味が出たとして、本当にスマホじゃダメなの?という問いにぶつかるし、カメラが欲しいと思ってもAPS-Cのレンズキットで最安はR100、Z30、ZVE-10あたりで、どれも10万円前後と昔に比べてハードルが高い。
スマホカメラがしょぼい時代にカメラを始めてしまってよかったと思っている。

D5300の話に戻して、
不具合が出ることもなく、35mmf1.8で今まで撮れなかったボカした写真も撮れるし、と普通に満足して使っていたが(ライブビューでの撮影はとんでもないストレスだったけど)、家族が使っていたα7Riiの写真を見たことによって欲が出てきた。
D5300とα7Riiで同タイミングで空を撮って比較してみると、D5300で撮った空はα7Riiにはない縞模様があった。
トーンジャンプというやつらしい。
比較するまで気づいてなかったのに、直接比較は恐ろしい。やらないほうがいい
もしかするとPC側の設定などでトーンジャンプしていただけでカメラに非がなかった可能性もあるが、この時はセンサーサイズの差だと思ってしまった。
買うまで解けないフルサイズの呪いにかかった。

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