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キンモクセイ〜清居の気持ち〜


作詞・作曲:もさを。
2023年リリース

愛されていたいよ 恋が枯れたって
あなたの世界に生きたい

共に過ごした秋
そしてやがて訪れると思っていた冬
キンモクセイが枯れても一緒にいれると思っていた冬
そんな冬が来なかったら高校生の苦い思い出

おまえがなに考えてるのか
もっと知りたかった…

石ころだってなんだって、そんなのどうでもいいんだから
俺のことを見てなくたっていいから
おまえが見てる世界のなかだってなんだってかまわないから

おまえのそばにいたいんだ

夢で会えるくらいにもっと夢中にさせてよ 同じ愛で息をしたい

せめて夢の中だけでも会いたかった
俺がおまえを好きなように
おまえも俺をちゃんと好きでいてくれよ
おれと同じ好きを…早くくれよ…

もう俺のこと好きじゃないんじゃないか…
とか
そんなこと考えなくなるぐらい俺のことだけみてて欲しいんだ

不器用が邪魔ばかりして
言葉ひとひらまた散ってく
愛に満たない関係に
永遠誓えますか?

自分から好きとか愛してるとか、そんな歯の浮くような言葉言えるわけもなくて、言えばちゃんと確かめられるんだろうけど、でも言葉なんてなくても伝わってて欲しいんだよ

おまえのすきはどれぐらい?
おまえのすきはどんなすき??

LIKE?
LOVE?
RESPECT?
BELEAF?

あるいはどれにも当てはまらない?
どれにも満たないの?

「永遠に残しておきたい」っておまえは言う
その永遠の隣に、俺はいるの?

そんな永遠をおまえは誓ってくれる?

俺の片思いはいつおわる?

勝手に胸盗んできて
臆病なくせに惚れていくの

一方的に好きって言ってきて、
臆病の殻を被ったおまえに
おれは…いつのまにか惚れていたんだ

片思いを勝手に楽しみやがって

おれはもう片思いはこりごりだから

片思いには戻してやらないんだから


囚われていたいよ 美しい恋で
駆け出してきてよ、今すぐ

宇宙みたいに真っ黒なその瞳の奥にある
おまえの真っ黒に光り輝くその美しい愛を
俺にくれよ
何にも染まることのない愛を
今すぐ俺にくれよ
全部くれよ

どんな時だって

俺のそばにいろ

匂いや仕草、声全部 酔わされていたい
愛の形 灰になるまで

清潔なシャンプーのにおい
俺のために海老コロを揚げる手
おれを「好きだ」「きれいだ」「かわいい」っていう愛しそうな声
気持ち悪いニヤケ顔

ずっともっと
俺にくれよ

その気持ちがたとえ燃え尽きて灰になって形がなくなったとしても

ずっと俺をはなさないでいてくれよ

一生そばにいるって

この先もなにがあっても一生そばにいるって

神に誓えよ


渦巻いている赤い糸
解けないくらいに絡んで
あなたの手でたぐり寄せて
結んでくれませんか?

おまえと繋がってるはずの無数の赤い糸
どこからはじまってるのかわからないくらい
複雑に絡まってるんだから
おまえがこんなに複雑に絡ませたんだから
おまえのそのゴツゴツして手で
ほどいてほどいて

結んでくれよ…


生意気に追いかけてきて
惹かれていたの、責任とって

おまえのくせに…

オーディションに落ちたあの日
トマトジュースをかけられたあの日
卒業式のあの日…

勝手に追いかけてきて、いともたやすく俺の心を盗んで行ったのはおまえなんだからな?

毎日、毎日、俺に美味しいご飯作って

ほぼ毎日おれのカラダを作り替えて

消えないあとをいっぱい、いっぱい…

この責任はおまえにしかとれないんだからな?


触れたままでいてよ なんて言えなくて
ありふれた普通欲しいの

俺だけを見ろ
俺だけを感じろ
俺だけを
俺だけを愛してろ

なんてことは言えないけど

さみしい時はそばにいて、楽しい時は一緒に笑って、デートしたり、美味しいもの一緒に食べたり…普通の恋人でいたいけど…

普通のおまえを俺は愛せるのか??

唇を重ね合うたび 満たされる心
埋めていてよ 何度だって


普通をくれないおまえだけど
触れて口づけて
おまえを感じるだけで
不思議だけど俺の心は幸せで満たされるんだ

もう石ころでもなんでもいいから

俺の心を幸せで満たしててくれよ

ずっと…いつでも…何度でも…


複雑にもつれ合う距離に
求めるほど離れて
金木犀の香り
もどかしくさせる

好きだから近くにいたくて
無理矢理おまえとの時間をつくってたあの頃
近くにいても遠かったおまえの気持ち

かぐたびに俺の心をみだしたおまえのいない
金木犀の香り


愛されていたいよ 恋が枯れたって
あなたの全てを知りたい

そんな日を乗り越えて、気持ちを確かめ合った今だから、おまえをもっともっと知りたいんだ
金木犀が枯れて散ってしまっても、春夏秋冬いつだってずっとそばにいて一緒に幸せを感じてたいんだ

理想が崩れていっても揺るがない想い

理想の彼氏じゃなくていい
キモウザでもいい
そんなおまえを俺は
愛してるんだから

生まれた意味 そばにあるの

きっと俺はおまえに出会うためにうまれたんだ

溺れさせて胸の奥に

だからずっと
ずっと
ずっと


連れて行ってよ 永遠の先へ

死が2人をわかつまで
俺を愛して

ねぇ、平良…

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