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時を編むナンタケットバスケット⑥

5作目をまだここでお披露目出来ていないのですが、先に6作目の完成のご報告。

今回は蓋はつけずインナーバックを入れて、小ぶりだけれど容量がある、使い勝手の良いバスケット。
円形は一定のカーブで編めるので、私のような始めてまだ1年未満の初心者でも上手に作る事が出来る型。

幼小中高共にした学友へ。

⚓️ 🐳 ⚓️
インナーバックで雰囲気が変わる。


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以下、おおまかな工程です。
ご興味がございましたらご覧ください( ¨̮ )

底になる部分にジェルを塗る。
今回はこのラウンド型で編んでいく。
切り出した縦のスティーヴの汚れを落とし、
1本1本サンディングする。
小ぶりのバックなので約53本、
先端に向けてカーブに沿って細くカットをし
差し込んでいく。
最終的に57本を差し終えた。
1mm以下の微妙な調整と、
曲がって刺さっていないか深さは適切か、
角度を変えて慎重に確認する。
編み上げていく。
フィボナッチではないけれど、そんな美しさ。
だいぶ編み上がってきた。
編みむら、隙間、高低差が無いか、
1度チェックしてから1番上まで編んでいく。
前の写真からの工程の写真を撮り忘れれた。
編み上げ、サンディングをした縁を取り付け、
釘を打ち固定し余分な縦の軸を切り落とす。
上部に芦を巻きつけ編み上がりの最後を隠す。
ニスを塗る。
取っ手を付ける。
今回はマンモスの牙をアクセントに(白い部分)
完成✨
春夏仕様。
秋冬仕様。


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最近、私の作品を評価して下さる方が増えてきた。
私はもっと貪欲になってもいいのだろうか。

自分の想像力で導き出せる答えなど、大河から片手で掬い取れる水くらいの微かなものなので、もっとあけ渡し、その流れを頼し全て委ねてゆく、そして自らに出逢い直してゆこうとなんとなく思った。


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