#139:方針転換と自分を誤魔化さないこと
たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。
子供の頃、親からよく言われていたことってありませんか?
親の子育てポリシーみたいなものでしょうかね。
私はと言いますと、「勉強はできなくてもいいから、とにかく人様に迷惑をかけるような人にだけはならないでほしい」と繰り返し言われて育ちました。
いやはや、かなり消極な内容。
時代もありますかね?いやいや、そんなことないか??
他は覚えていないので、これが唯一の親の願いだったようなのですが、今でもしっかり呪縛となっているんですよね。
勉強の出来については親の思いに反して(?)、幸いなことに勉強嫌いではなかったので、特に不具合はなかったです。
親だけが勉強熱心な家庭にありそうなプレッシャーは一切かけられることなく、自分の意思でのびのびと勉強や習い事に励むことができました。
一方で「人様に迷惑をかけない」についてはおそらく無意識に根強く囚われているんですよね・・。
一人で抱え込んでぐずぐず頑張ってしまう癖、簡単に人に頼ってはいけないという思い込みで今も苦労しております。
自分の行動が周囲に迷惑かけてないかな、、、が気になって謎の焦りを感じた挙句に失敗したり、ちっとも楽しめなかったり。
迷惑をかけているのに平気な顔をしている人に対して勝手にイライラしたり。
父は私に対してこうなってほしいとかは直接には言いませんでしたので、母からのみ言われていた訳ですが、やはり幼少期は母親の影響が大ですかね。
母自身がさほどお勉強が好きではなく、また仕事も忙しくかまってあげられないので、「それだけでいいんだよ」という子供への優しさと共に自分への免罪符だったのだろうと思います。
※父は早くに亡くなりましたが、母は存命でずっと関係はそこそこ良いと思ってます。念のため。
同じように子供の頃から、親からも世の中からもインプットされてきたものに「我慢」「努力」「忍耐」「根性」といったもの達があります。
特に体育会系の部活に所属したことなどはないのですが、それでもしっかりと刷り込まれているようです。
しかし、最近では我慢や根性や努力といったものは、「短期的な誤魔化しである」という考え方も見聞きします。
努力至上主義であったり、我慢する時期も必要と思ってきた旧世代としてはなかなか衝撃的ではありますが、確かに力技で歯を食いしばって乗り切らずとも、いい仕組みを作ったり、自分自身にスキルをしっかり積み上げることで対応できるのであればその方がずっといいです。
私には子供はいませんので、会社で後輩や部下と接することを通じて「子育て擬似体験」をしていると思っています。
時代錯誤な押し付けをしないように気をつけねば。
というか、逆に新しい柔軟な考えを歳下から取り込んでいくくらいの感じですかね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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