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【ワーホリ・生活編】時間軸でふりかえる。その2

今日からのお話は、ついにファームジョブをスタートさせるお話。

ちなみにここから帰国するまで、ずーっとファームジョブします。
ワークホステルに滞在しながら仕事するか、直接ファームに住み込みで仕事するのかの違いで生活に大きな違いはないですが、思い出は少なめにして、概要を書き記していこうと思います。

5ヶ月目〜18ヶ月目・ワークホステル滞在でファームジョブ

Athertonに移り、ワークホステルに滞在しながら稼ぐ+セカンドビザ用の日数稼ぎの日々が始まります。

ワークホステルとは?

まず、ワークホステルについての説明を。
ワークホステルとは、基本はバッパーのようにレントを払って滞在できるんですが、それにプラス仕事(ファームジョブ)も斡旋してくれる、というもの。
なので、通常のバッパーよりもレントは高め。
通常のレント+仕事をした日数によってレントは高くなります。
当時、私は週200〜230ドル払ってました。
仕事がない人とかは、その宿のクリーニングをすることで割引したりしてくれました。

紹介されるのはどんな仕事?

基本はファームジョブで、近隣のファームに行きPicking, Packingなどに仕事に行きます。毎週金曜日に名前とどのファームに行くか、何時出発、仕事内容とかのリストが張り出されるので、自分の予定を確認します。

どうやって行くのか?

その宿が持ってくる車を仕事に行く人が運転していきます。
この時、運転ができるとレントを割り引いてくれたりします。
人数が少なければ、色んなファームを一台で送迎することもあるので、行きも帰りも時間がかかるため、朝早く出発、夜に帰宅、みたいなこともあったりします。

どうやって仕事が決まるの?

こればっかりは仕事が振られるのを待つしかない。
ただ、日本人は真面目で丁寧な印象が強くあるので、仕事は振ってもらいやすいです。それに、英語に自信がないのもあって文句を言わない、から扱いやすいとも思われている、とも聞いたことがあります。
いずれにせよ、私は割とすぐに、かつ安定的に仕事を振ってもらえたのでラッキーでした。

具体的にどんな仕事した?

私がやった仕事内容詳細は以下。
アボカドとマンゴーはシーズンがあり時期限定。そのため、がっつりとセカンドビザ用の日数とお金を稼がせていただきました。この二つは稼げることで有名なので、これを目指してくる人も多いです。

・スイートポテト : 工場内で流れてくるさつまいも(日本のものとは違う感じ)の傷んでるものを取り除く作業。数日のみだったので、あんまり印象がないですねー。

・アボカド : いくつかのファームに行きましたが、ほとんどが箱詰め作業(Packing)。たまに収穫(Picking)もやりました。経験した仕事の中で一番好きでした。臭くもなく、棘とかもなく、サイズとかもわかりやすい。アボカドにも色んな品種があることを学びましたねー。

・マンゴー : こちらもいくつかのファームに行き箱詰め作業(Packing)をやりました。マンゴーラッシュになっちゃって、全身痒くなってましたけど、熟してるマンゴーとかをタダでたくさん食べることができて幸せでした。
贈答用とかが多く、日本への出荷のものが一番厳しい品質基準が求められて大変なんだよーとファームの方に聞きました。

・かぼちゃ : 収穫をしたんですが、広大な畑にトラックで乗り付け、収穫してトラックの荷台にいる人へ投げるという。笑
結構、体力がいる仕事で終わった翌日は、ベッドから動けませんでした。笑

・その他 : バナナファームで収穫のトラックが通りやすいように道端のバナナの葉っぱの除去、シーズン稼働が終わった工場の清掃、じゃがいもの路上販売などなど。

どんな人が住んでるの?

最初に書いたように、基本的にはバッパーなので6人部屋、10人部屋、12人部屋、のように一部屋にたくさんの人と生活します。
最初、「君は女子部屋ね」と言われ、6人部屋に住んでました。

今考えるとダメな気がするのですが、部屋は鍵とかなく、出入りが自由だし、彼氏を連れ込む人もいたし、途中から男子も同部屋にいましたね。笑
ちなみにエアコンも無かったので、夜は網戸にして寝てました。
オーストラリアは、昼間は暑いですが朝晩は寒いと感じることもあり、エアコンなくても生活できました。

住んでる人はヨーロピアンの若者(18歳〜20代前半)が多かったです。
バッパーらしく、人の出入りは激しいので、比率は随時変わりますが、ドイツ、フランス、イタリア、フィンランド、アイルランド、スウェーデン、イギリス、ニュージーランド、カナダ、日本、韓国、香港、みたいな感じですかね。

住んでる所はどんな感じ?

そのワークホステルは、バッパータイプのものだけではなくて、歩いて10分圏内に2軒シェアハウスもありました。
バッパーは毎週末、パーティしてて結構騒いでましたねー。楽しいけど、ちょっとうるさかったかな。笑
シェアハウスの方が落ち着いているし、静かなので人気がありました。
私も途中から、そのシェアハウスに移り、落ち着いた生活を手に入れてました。

セカンドビザ用の日数証明ってどうやってたの?

セカンドビザに必要な日数が、88日。(もしくは3ヶ月間同じところで働く)
なので、行く先々のファームへ、出勤初日に書類を持っていき、出勤の最終日に書いてもらったものを返してもらってました。親切なファームや大きなファームでは「ここに書類入れてくれたら、書いてあげるよ」っていうボックスを置いてるところもありましたね。
その書類自体はワークホステルに言えばくれたので、特別に用意はしてないです。
当時は、多めに取るように推奨されていたので、私はトータルで104日分取得しました。

セカンドビザってどうやって取得した?

オンラインから手続きしました!
世の中には優しい人がいるもんで、やり方や注意点をまとめているブログを参考にさせていただきました。
時間制限があることが有名ですが、私は結構時間かかってたけど1回で完了しましたよ。

TAX RETURN(確定申告)どうしてた?

私が滞在していた当時は、税金全額戻ってきてました。なので結構返ってきた印象がありますねー。
友人と相談して、初年度はケアンズセントラルに出張で来てる税理士みたいな人にやってもらいました。
この時期になると、でっかいモールとかにはこういった出張サービス的なのがあるので活用するのもありかもですね。いくらだったか忘れちゃいましたが、もちろん手数料はかかりました。
ただ、気をつけないとTAX RETURNをするワーホリ者たちに向けた詐欺なんかもたくさん目にしました。実際、友人の一人は騙されてしまってましたからね。

この出来事を見ていたので、次の年は自分でアプリとオンラインを使って申請しました。めちゃくちゃ簡単で、「なんで初年度からこれにしなかったんだ」とちょっと反省しました。笑

leaving ワークホステル

友人はファームに直接住んで働いていました。
その友人が別の地域へ移動するとのことで、その後釜に私が入れるように根回し。笑
レントも安いし、仕事も安定してあるし、ワークホステルを出てそちらに移ることにしました。
ただ、一応、ワークホステルで仕事斡旋してもらってた手前、「違うところへ旅に出るんだよー」の体裁をとってました。

ということで、1年ちょっと住んだワークホステルを去ります。
せっかくのleavingだし、働き始めたらどこか行く気なくなりそうだったので、思い切って3泊4日のUluru旅行に行くことに決めました。

明日は、Uluru旅行からのファーム直接滞在型のファームジョブのお話を書きたいと思います。


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