「Mac Proは死んだ。Apple Siliconが殺したのだ」(1000文字くらい)
こんな記事を読んだ。
Mac Proについてアップルの幹部が言及を避けているという話らしい。
少し引用しよう。
そもそも、以前からMac Proの噂というか、Apple自身が「Apple SiliconにMac Proも移行するよ!」と発表してからだいぶ経つ。
MacStudioが発表されたあたりに、「まだMac Proが残ってるよね……?」みたいな匂わせをしたやつ。
具体的にいつだったのかまったく思い出せないほどだ。
それから定期的にMac Proが〇〇に発売になる、みたいなリークというか噂が出ては消えていった。
今回も今年中には出るよ!というリークというか噂があるらしい。
「えー?ほんとにござるかぁ?」
と言わざるを得ない。出るかもしれないけど。
最初にM1が出た時に、その性能の高さと電力効率の高さにはみんな驚いた。
僕も驚いた。今買うのはうまくないと思いつつ、うっかり買ってしまったほどだ。
メインメモリから何から何まで一つのパッケージに乗せた、コンパクトなアーキテクチャがその高性能の理由だった(らしい)わけだが、今にして思えば……というか、当時から言われていた気もするが、これは拡張性を重視するMac Proとは相性最悪である。
メインメモリを拡張できるように、チップの外に出してメモリスロットを設ければ、せっかくSiP(System in Package)で効率化を図ったのが台無しになる。
これはGPUを外部に接続しても同じことが言える(のではないかと思う)一方で、GPUの性能を向上させるのなら、SoCに内蔵したままでは限界がある。
熱と電力がヤバいから。
M1系列はすごい。拡張性と互換性を重視する旧来のPC/AT互換機(Intel Mac)には不可能な、アップル流ミニマリズムの一つの到達点ではないかとすら思う。
だが同時にある種の限界を抱えているのも事実なのではないか。
個人が普通に使うPCとしてApple silicon搭載Macは素晴らしいの一言だ。
しかし、M1系列はまったくといっていいほどMac Proに求められる要素を満たせていない。
普通にM1系列を搭載してPCを作れば、現在のMac Proとは似ても似つかないマシンになることはある意味Mac Studioが証明しているのではないか。
現在まで新型Mac Proが出ていないことが、ここで言ってきたことを裏付けているような気がする。もちろん杞憂であって欲しいが。
Mac Proは死んだ。Apple Siliconが殺したのだ。
こうして書いてはみたものの……。
書いてからしばらくして読み直してみるとなんかイマイチというか、自分に酔ってる感というか、よくわかってないことを書こうとして失敗している感というか。
そういったものを感じずにはいられない。
よくわかってないことを書こうとするとこうなるのだな、と思う。
思うが、世のライターの人とか、お前絶対言ってることよくわかってねえだろっていうことをうまくわかってる風に書けているので、ただ僕のライティングスキルと知識量がないだけなのかもしれない。
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