「マリッジブルーを乗り越えたい」というお悩みへの回答
本日はココロノマルシェに回答します。
ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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本日は「マリッジブルーを乗り越えたい」というお悩みについてです。
ご相談への回答です
はじめまして。ご相談ありがとうございます。
マリッジブルーは、多かれ少なかれ、誰もが通る道だといわれています。
かくゆう私も、現在離婚したものの、マリッジブルーを経験しています。離婚したからこそみえる、婚約期間中の気持ちの葛藤、そしてその乗り越え方を、少しでもご参考になれば、と、心理学の観点を交えてご紹介します。
このマリッジブルーは、さらに2人の絆を深めるチャンス、とも言えるのです。
■そもそも、「マリッジブルー」とは
例えばこんな感じが特徴的です
・相手の嫌なところが目について、「この人でいいのか?」と不安になる
・「ほかにもっといい人がいるのでは?」と結婚に迷いがある
・これからの結婚生活にいいイメージがわかない
・結婚したいのかわからなくなってきた
新居や結婚式の準備の意見の食い違いや、「私ばかり奔走している」といった場合にも生じます。こういった具体的なことだけでなく、漠然とした不安からブルーになることも。
人生を左右する大きな決断です。迷いが生じるにも無理はありません。選択肢があると、その分迷います。選べる自由がある一方、これが、気持ちが不安定になる一因でもあります。
つまり、自分が選択した内容に自信が持てない、と言えるかと思います、
かくゆう私も、結婚経験があり、婚約中にマリッジブルーを経験しています。全く喧嘩をしなかった(良くも悪くも)私たちですが、結婚準備中に、初めて意見の食い違いが露呈して、「価値観が違うかも」なんて不安になり、式場の予約をキャンセルする事態にまで発展しました。あの頃の私は「結婚したらもう後には戻れない」といった、追いつめられる感じがして、窮屈でしんどく、逃げたくなったのです。「選択しなかった別の選択肢の方が良かった」と思う未来が訪れるのが怖かったのです。
ですが、離婚を経験した今、極論を言うと、別れたくなったら「そうなったらそうなったとき」だと、開き直れています。
ただ、開き直るためには、「自分の選んだ選択肢を正しいとする」ようなマインドが必要です。永遠に「あのときこうしていれば」と今に幸せを感じられなくなる。「自分の選んだ選択肢を正とする」には、今こうして、たくさん迷って悩んで、その上で、決断し、覚悟をするプロセスが必要なのです。
いずれにせよ、マリッジブルーは、多かれ少なかれ、「誰もが」感じる・通る道だったりするのです。
なぜなら、新しい環境に身を置くのは、勝手知ったる現状がいくら辛くてしんどいものであったとしても、不安を感じる、というのが人の心理だから。「未知のものはわからない」。この「わからない」というのが、不安の正体だからです。
誰もが、ということは、程度の差はあれ、男性も感じている、と言っていいかと思います。つまり、お相手も、同じように感じている可能性があるのです。
ちなみに、今回のご相談とは少し乖離しますが、例えば、そろそろ結婚の話が出てもいいんじゃないの?とやきもきしているのに、パートナーがなんだか煮え切らないと感じたら、「今は葛藤に苦しみながら乗り越えようとしているんだな」と思ってあげてください。
■結婚したくないとしたら?それはなぜ?
「結婚=幸せ!」「結婚したい!」と今まで頑張ってきたのに、どういうこと? ですよね^^;
顕在意識、つまり、意識できる自分の気持ちは「結婚したい!」
でも、無意識的に「結婚したくない」という気持ちもあり、それがゆらゆらする原因の一つと考えられます。
たとえば、自由が少なくなる、など。
今までお金の使い方や時間の過ごし方など、気兼ねなく自由に決めることができていたのに、お相手の意向も確認することが面倒くさく感じてしまうだろうな、と想像したり。
ちなみに、「自由を感じる」とは、どんな環境であれ、可能です。自由を感じるのはその人の感じ方だから。つまり、心の捉え方次第だったりするのです。
■処方箋①:パートナーに打ち明ける
どんな不安を感じているか、掘り下げてみましょう。
それと同時に、結婚して嬉しいと感じることも、洗い出してみましょう。
それぞれ20個ずつ、挙げてみてください。できれば紙に書き出してみるとより効果的。
洗い出してみて、その内容をパートナーと共有してみてください。もしかしたらパートナーがその解決策を持っていたり、ご自身が不安に思う事項をお相手は気にしていなかったり、はたまた、同じような不安を抱えている可能性もあります。
いずれにせよ、コミュニケーションを通して不安は小さくなっていきます。その時には二人の間の絆が、さらに深く強くなっていることにも気づくはず。こうして、結婚への覚悟、2人で幸せになる決意を固めていくのです。マリッジブルーは、そのためのプロセス、ともいえます。
「怖い」と思うのは、実は、一瞬。2人で手を取り合って、怖いながらも橋を渡ると、思うより早く、渡り切れるものなのです。
あなたは、もう1人じゃない。1人で乗り越えようとしなくていいのです。
■処方箋②:相手に意識を向ける
よく「パートナーは鏡」という言葉。聞いたこと、ありませんか?パートナーは同じ感情を感じる、と、よく言われます。身近な人の感情は共鳴するからです。例えば、満員列車で、イライラしている人がそばに立っていると、自分もそわそわした、というような経験はありませんか?そのイメージです。
先ほど述べたように、「相手も不安を感じている」可能性があるとするならーーー
こんなときこそ、
・パートナーは今、何を感じているのだろう
・どんな家庭を夢見ているのだろう
・パートナー自身も気づいていない気持ちがあるなら、どんな気持ちだろう
と、相手に意識を向けてみてください。そして、そんなパートナーに、今自分ができることを考えてみてください。
こんな風に相手に意識を向けると、そして、相手に「与える」という姿勢を取ることで、自分の感じる不安や怖さが軽減されます。実際に、何か行動にできなくても構いません。「意識を相手に向ける」ことが大切なのです。もし「彼も怖がっているんだな」とわかれば、少し気持ちに余裕が出ませんか?また、その意識を持つことで、自分は地に足がついて、落ち着いてきます。落ち着くあなたをみて、パートナーも安心し、またさらに、2人の覚悟や絆も強まるのです。
■処方箋③:覚悟を決める
やはり、何より、覚悟。マリッジブルーを乗り越える絶対必要条件です。
幸せになることを許し、幸せになることを覚悟する。
年貢の納め時、という表現もされる「覚悟」。「コミットメント」とも言われます。
「どんなことがあったとしても、どうにかして私はこの人と幸せになると腹を決める」
「決める」という考えをすることで、自分の選択の自信の無さが作り出していた心のぶれがおさまり、不安や、迷い、憂鬱さや、イライラから脱出することができることがあります。
れもんさんが、笑顔いっぱいの、幸せな結婚生活を送れますように、心より応援しています。
ご相談ありがとうございました🌸
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