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フラクチャーノー索敵の挑戦:TL編:攻め

どうも日蒼天です。今回は2022年8月11日に行われたTL対NAVIの試合を解説していきます。この記事はTL中心に解説していきます。何もことわりが無い場合、敵はNAVI、見方はTLのメンバーをさします。
以下URL
TL vs NAVI - VCT EMEA Last Chance Qualifier - Day 4 - Map 2 - YouTube

構成


TLは動画を見ての通りイニシエーターが一人しかおらず、しかもそのイニシエーターはブリーチです。索敵スキルはレイズのブームボットだけです。いかにも体で情報を取りたそうな編成です。一方NAVIはオーメン入りの2コン構成です。構成だけ見るとAメインにオーメンの1フェイを炊き、敵が多く来たらプラウラーのサポートを受けそうです。ヴァイパーがいるのでタワープッシュにも警戒しなければいけません。

よく見るタワープッシュ
付き添いがいることが多い(気がする)

攻め


基本チェンバー、アストラの片方またはどちらかを一人にして、他のメンバーは固まって動きます。チェンバー、アストラを一人にするのはプッシュまたは情報取りしてくる敵を倒すためです。
ファーストラウンド
チェンバーが一人、上側で情報を取ります。キルには繋がらなかったがAにはレイズ、オーメン、Bからもプッシュしてきているのが分かります。Bからのプッシュはチェンバーのスキル破壊で分かったはずです。その情報を取り即座にA攻めをします。設置直後の配置は写真参照、Aメインを取られると囲まれるのでタワーからの敵、裏詰めを警戒しているのが分かります。

セカンドラウンド・サードラウンド
チェンバーをタワーに置き情報取りをします。Aメインはブームボットで取ります。タワーに置いたチェンバーのおかげでタワーは一人守りであることが分かりました。サードラウンドではチェンバーが一人で守るタワーを、複数人で潰しに行きます。チェンバー、アストラは単独行動です。ただタワー取りがうまくいかず負けてしまいました。
四ラウンド目
ラウンド開始前の考え方(筆者の推測):タワーを取ってからパラボラを取る。Aメインはチェンバーのオペでキープし続ける。
実際はパラボラを取られて敵(NAVI)のチェンバーウルトが使用されました。そこでAメインでのチェンバーオペをミリ置きに切り替えたと考えられます。私がそう考えた理由はチェンバーウルトがたまる前後で、TLのチェンバーのオペの置き方が変わっているからです。(あくまで推測なので確定はできません)

ウルトたまる前
ウルトたまった後

作戦は大成功、TLがラウンドを取りました。
五ラウンド目
ダブルピークのためレイズがブラパで前に行きます。しかし敵のスネークバイトで分断され後続はカバーできませんでした。タワーをもう一度取るため、スキルを大量に使いますがなんやかんやあり負けてしまいます。
六ラウンド目
Aメインをスロウで取りますがプラウラーで気付かれ、Aタワーからの射線で壊滅します。スロウでAメインを取るときはチェンバーから入るのを、徹底しているのが分かります。あとjamppiえぐすぎです。
七ラウンド目
ウルトをふんだんに使ったラウンドです。取ったエリアの順番はBタワー下→パラボラ→Aサイト→Aメインです。パラボラからのエントリーの弱点は、降りるときにCT、Aタワーから射線が通ることです。TLはアストラウルトでそれをうまくカバーしています。Aサイトを取るときにはレイズウルトもきり、Aメインを取るときはブリーチウルトを惜しみなく使いました。TO後のラウンドだったため遠慮せず使ったのだと思います。

初見じゃ絶対気付けんやろってなるTP

八ラウンド目
Bメインに固まってからのエントリーはこのラウンドが初めてです。B攻めのカウンターにNAVIはヴァイパーズピットを打ちました。B中で守っていたのはチェンバーだけだったので、ウルトをきるのは予定されていたのだと感じます。

TLが使った壁
この壁別のどこかで見たけど忘れてしまいました

九ラウンド目
六ラウンド目、Aタワーの射線で負けたせいか、TLはAタワーを積極的に取ります。さらに壁まで立てました。パラボラもAメインも取れてないAのリテイクはVALOの中でも相当難しく感じます。
十二ラウンド目
Bタワーに圧をかけますがスキルがたくさん返ってきます。ブームボット、ペイント弾、パラノイア、スネークバイトが返ってきました。レイズが返しのスキルを打ち、少しでも敵をBに寄せながらAにロテートします。設置後はNAVIがレイズウルトでAメインを無理矢理取りリテイク成功します。

おまけ

今回はNAVIはBメインプッシュしてきませんでしたが、TLはBメインプッシュのためにどんなスキルを入れていたか見ていきましょう。
・フォールトライン(1ラウンド目)
・星(3、4、5、7、8、10、12ラウンド目)
・スロウオーブ(6、11ラウンド目)
それでは今回の記事を終わります。見ていただきありがとうございました。

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